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デュバル、フューリックは復帰戦で見せ場作る!

注目すべき点が盛り沢山の「全米オープン」。その中で、2つの復帰戦がギャラリーに見守られながら行われた。

8ヶ月ぶりのトーナメント試合参戦となるデビッド・デュバル。前日の記者会見で復帰戦の目的は楽しむことだと語っていた。スタートではギャラリーの温かい拍手に出迎えられ、すこし照れくさそうにしていた。出だし1番の出来栄えを見る限りは8ヶ月ぶりとは思えないプレーでバーディ。しかしその後はやはりプレーに錆びつきが目立ち苦戦。9番の時点ですでに4オーバー。それでも常にギャラリーはデュバルを応援し続け、本人も笑顔だった。前半を40で折り返し、バックナインでは1バーディ、7ボギー、1ダブルボギーの83で13オーバー。しかしデュバルの目的はしっかりと達成されていた。

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デビッド・デュバル
「充分に楽しみながらプレーできました。打った多くのショットに満足していますし、反対にミスショットもそんなに悔やんでいません。全米オープンや全英のようなメジャーでなければ、もうちょっと良いスコアになったんじゃないかな。自分で再びコースに立ちたいと願い、そして実現できた。それだけで嬉しいです。もちろんプレー内容はまだまだ磨かなければならない点がありますが、でも再びコースに立てて、やりたいと思っていたことができただけで満足です」

デュバルは記者会見後、次は「全英オープン」、そして現在住んでいるコロラド州で開催の「ザ・インターナショナル」に参戦する意思を明らかにした。

ジム・フューリックはリハビリ中とは思えないスタートをきった。ディフェンディング・チャンピオンに相応しく、出だし連続バーディ。残りは4オーバーのプレーとなり、初日を2オーバーとしたが、周囲には大きな驚きと期待を抱かせた。

ジム・フューリック
「肉体的には何も問題ありませんでした。ショットもしっかり納得がいくように打てていましたし、フェアウェイキープも出来ていました。グリーンもとらえられていました。1週間前に出てみようかな、と思っていた時点よりも、期待以上のプレーができています。まだ錆びつきがどうしてもスコアメイクの部分で出てしまいますが、でもそれはブランクがあったから仕方がないこと。忍耐強く構えますよ」

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