「“ペナルティ”が心配」松山英樹が週明け17日にTGL初出場へ
◇米国男子◇ザ・ジェネシス招待 事前(12日)◇トリーパインズGC サウスコース(カリフォルニア州)◇7765yd(パー72)
松山英樹は4連戦目の「ザ・ジェネシス招待」を終えた翌日の17日(月)、インドアゴルフの新リーグ「TGL」に初出場する。ボストン・コモンゴルフの一員として、当日はロリー・マキロイ(北アイルランド)、キーガン・ブラッドリーとともに(アダム・スコットは欠場)、ザ・ベイGCと対戦する。
今週のカリフォルニア州サンディエゴ近郊から、会場のSoFiセンターのあるフロリダ州のパームビーチガーデンズに飛ぶ。米本土を西海岸から東海岸へ横断し、17日夜のスタートに備える。
TGLはタイガー・ウッズとマキロイの発案でことし1月に始まった。巨大なスクリーンに映し出されるバーチャルコースにショットを放ち、50yd以内のバンカー、チップショット、パッティングはアリーナに設置された可動式のグリーンを目がけてプレー。3対3の変則的なマッチプレー団体戦を行う。
松山は前週、「WMフェニックスオープン」最終日に同組で回ったジュピターリンクスGC所属のトム・キム(韓国)に「グリーンがめちゃくちゃ難しく、バンカーも軟らかいと聞いた」という。40秒以内に打つショットクロックの時間制限ルールがあり、「はやく打たないとペナルティになるからそこが心配」と未知のプレーに想像を巡らせた。
全6チームがレギュラーシーズンで総当たり戦を実施し、各試合の勝利チームが2ptを獲得。上位4チームがプレーオフに進出する。ボストンは初戦でジュピターに、2戦目でロサンゼルスGCに敗れた。「2連敗しているので、頑張りたい」と松山。チームの救世主になれるか?(カリフォルニア州サンディエゴ/桂川洋一)