2025年 ザ・アメリカンエキスプレス

終盤に大失速 プロデビュー戦の17歳ブレーズ・ブラウンが予選落ち

2025年 ザ・アメリカンエキスプレス 3日目 ブレーズ・ブラウン
プロデビュー戦で予選落ちした17歳のブレーズ・ブラウン(撮影は2日目、 Orlando Ramirez/Getty Images)

◇米国男子◇ザ・アメリカンエキスプレス 3日目(18日)◇PGAウエスト スタジアムコース(7210yd)、ニクラス・トーナメントコース(7147yd)、ラ・キンタCC(7060yd/いずれもカリフォルニア州、パー72)

今大会でプロデビューをした17歳のブレーズ・ブラウンは、6アンダー91位で予選落ちした。2日目のニクラス・トーナメントコースで6連続を含む10バーディを奪って「64」で回り、51位に浮上したが、この日はPGAウエスト・スタジアムコースで「74」。序盤5ホールの3バーディで一時は11アンダーまでスコアを伸ばしたものの、バックナインは2ボギー後、17番(パー3)で池ポチャのダブルボギーを叩くなど大失速した。

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ブラウンは「17番は緊張していなかったけど、グリーンがとても硬くて。当たりも薄かったけど、打った途端にちょっと突風が吹いてさらに飛ばなくて。岩に当たって一瞬グリーンに乗ると思ったけど」。アマチュアだった昨年5月「マートルビーチクラシック」(26位)に続くPGAツアー予選通過を逃した一日を残念がった。

ブラウンは、16歳で出場した23年「全米アマチュアゴルフ選手権」でメダリストに輝き、球聖ボビー・ジョーンズが持っていた18歳の最年少記録を103年ぶりに塗り替えた。早熟の新星は「ザンダー・シャウフェレスコッティ・シェフラーのような選手と対戦できれば、最高なものを学べる」としてプロ転向を決断したという。

来年5月まで18歳未満のためPGAツアーメンバーになれないが、非会員として1シーズンに7回の推薦出場が可能。今週はスポンサー推薦だった。22日開幕の「ファーマーズインシュランスオープン」(カリフォルニア州・トリーパインズGC)はマンデー予選から出場を目指す。「練習の積み重ねだと思う。父からはいつも『勝って学べ』と言われていて。僕もこの経験から絶対に学びを得ようと思う」。母ロンダさんは元バスケットボール選手で、WNBA初の3ptシュートを決めた歴史的な人物。息子もまた、ゴルフ界に名前を刻んでいく。 (カリフォルニア州ラ・キンタ/石井操)

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