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ソニーオープンの注目はエルスの3連覇挑戦!ミッシェルの予選通過

今週はハワイ州オアフ島のワイアラエCCでPGAツアー開幕第2戦となる「ソニー・オープン」が開催される。「メルセデス選手権」に参戦した31人のうち22人が出場するため、カットラインがさらに低くなることが予想されている。主な出場選手は世界No.1のビジェイ・シンをはじめ、ディフェンディング・チャンピオンのアーニー・エルス、昨年初出場となったアダム・スコット、12年連続出場となるジム・フューリックら。

今大会3連覇のかかるエルスは練習ラウンドで15歳の天才少女ミッシェル・ウィと一緒に周った。昨年、エルスはタイトル防衛に成功したものの、ウィーは惜しくも1打差で歴史的な予選通過を逃してしまった。練習ラウンドではウィーの両親が見守る中、2人のインストラクターであるデビッド・レッドベターも熱い眼差しを送っていた。

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この日は10番からスタートとなったエルスとウィー。1ホール目となる10番ではウィーがいきなりバーディ。3ホール目となる12番でミッシェルはバーディパットをわずか左に外してしまうもののパーセーブ。一方、バンカーショットに定評のあるエルスは同じ12番でバンカーからの3打目をうまくピンに寄せパーセーブ。そして、4ホール目となる13番ではウィーの2打目がショートバンカーにつかまってしまう。しかし、ウィーはエルスのバンカーショットを見た後、鮮やかにピンに寄せるなど成長ぶりが伺えた。果たしてウィーは今週どのようなゴルフをするのだろうか?

アーニー・エルス
「ミッシェルのバックスイングが良くなりました。依然よりも高くなりましたがスイングアウトが大きくなったわけではありません。とにかく体が柔らかいので芯をとらえた時のショットはインパクトからフォロースルーにかけても完璧です。コースが彼女のためにもう少し固かったら良かったんですがね。今の状態のままだとカットラインは1オーバか2オーバーになるでしょう。去年は完璧なコンディションでしたので1アンダーでしたが今年は2オーバーかもしれません。そうなるとミッシェルにもチャンスがあると思う」

ミッシェル・ウィ
「エルスのゴルフを見て、彼の知識を少しでも自分のものにできるよう努力しています。一緒に周りながら私が普段やらないようなプレーを学んだりと、今年も楽しいラウンドでした。特に勉強になったのは彼が思うようなショットを打てなかった時、いかにそのあとのショットで挽回するかです。うまく口では言えませんが彼のプレーは本当に素晴らしく、ただ見ているだけでたくさんのことが学べるんです。

「今年は優勝が目標です。去年は1勝もできず自分に腹が立ちました。今年は絶対勝つつもりです。練習はショートゲームとパッティングに重点を置いています。去年はパッティングがよくありませんでしたからね。ですから、もしもパットが決まらなくなった時に、寄せワン率が高まるよう練習しています。今年はショートゲームをもっと安定させたいですね」

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