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キーガン・ブラッドリーが25年「ライダーカップ」米国チームの主将に

米国と欧州のチーム対抗戦「ライダーカップ」を主催する全米プロゴルフ協会(PGAオブ・アメリカ)は8日、2025年大会の米国選抜主将をキーガン・ブラッドリーが務めると発表した。

2年に1度の大会は1927年に始まり次回で45回目。同年9月にニューヨーク州のベスページ州立公園ブラックコースで行われる。

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複数の米メディアでは、同コースで行われた2002年「全米オープン」を制したタイガー・ウッズが有力候補としてささやかれていたが、PGAオブ・アメリカのジョン・リンダート会長は「過去のライダーカップでの経験や強い人間関係、そしてこの大会への揺るぎない情熱がアメリカチームを(勝利に)導いてくれるだろう」とブラッドリーに期待を寄せた。

2008年にプロ転向したブラッドリーは、過去2回にわたって出場した。初出場は12年大会で、14年大会は主将推薦で参戦。どちらも欧州選抜の優勝だった。38歳の現在、世界ランキングは19位につけており、23年「トラベラーズ選手権」でツアー6勝目を挙げた。

米ゴルフチャンネルによると、2019年「プレジデンツカップ」でウッズが異例の“選手兼主将”を務めたが、今回ブラッドリーが同じ形で出場すると1963年大会のアーノルド・パーマー以来になる。また、ウッズが主将にならなかったことについては、LIVゴルフを支援してきたサウジアラビア政府系ファンドPIF(パブリック・インベストメント・ファンド)との交渉に注力するため辞退したとしている。

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