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「全英オープン」が出場資格を改定 日本ツアー、LIV所属選手にも影響

男子メジャーの「全英オープン」は6日、今年度大会(7月18日開幕/スコットランド・ロイヤルトゥルーン)の出場資格を発表した。新たなカテゴリーが設けられた一方で、昨年まで常設されていた「日本ツアーの前年度賞金ランキング上位2人」の資格などが現段階でリストから消えている。

大会は新たに「フェデレーションランキングリストの上位5人」の資格を設定した(日時未定)。同ランキングは日本、アジアン、南アフリカ、豪州ツアーを主戦場にする選手たちを、世界ランキング(OWGR)をもとに抽出したもの。上位4人は各ツアーの賞金ランキングトップが、5位以下は最新の世界ランク順に並ぶ。

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3日付のランクでは昨年の日本ツアー賞金王・中島啓太が1位。2位にアジアンツアーをリードするLIVゴルフ所属のアンディ・オグルトゥリーがつけた。オッキー・ストライダム(南アフリカ)が3位、デービッド・ミクルージー(オーストラリア)が4位にいる。

日本勢は5位に金谷拓実、6位に蝉川泰果、8位に石川遼が続く。ソン・ヨンハン(韓国)も日本ツアーの所属選手として11位に名を連ねた。

全英出場に関するアジアンツアーの前年賞金王のカテゴリーは昨年まで存在しなかった。世界ランキングポイント付与対象外のLIVでプレーし、提携関係にあるアジアンツアーでプレーする選手にとってはチャンスが広がった。

日本勢では他に2021年「マスターズ」王者の松山英樹、欧州ツアーの昨季ポイントランキング(レース・トゥ・ドバイ)上位30位に入った久常涼が出場予定。昨年の「日本オープン」を制した岩崎亜久竜、同12月の欧州ツアー「オーストラリアオープン」で上位3人に入った(2位)星野陸也も出場権を獲得した。5月の国内ツアー「ミズノオープン」の上位者の資格は明記されている。

大会は別の出場資格が更新された場合、追加発表を行うとしている。

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