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「焦っちゃいけない」日本ツアーで得た教訓 中島啓太は納得の20位発進

◇米国男子◇Qスクール ファイナルステージ(最終予選会) 初日(14日)◇TPCソーグラス(フロリダ州)◇ダイズバレーC (6850yd、パー70)、ソーグラスCC(7054yd、パー70)

海外への思いを封印し、日本ツアー専念を貫いた2023年シーズン。賞金王のタイトルを引っ提げて、中島啓太の米国ツアー来季出場権をかけた4日間の戦いがスタートした。初日はダイズバレーCを3バーディ、2ボギーの「69」でプレーし、首位に4打差の1アンダー20位で発進。「アンダーパーで回ることができて、まずは良かったと思います」と上々の滑り出しにうなずいた。

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強風が吹き抜けるコースコンディションで、中島はグリーンを外した前半11番(パー3)でボギーが先行。12番でバウンスバックを決めたが、直後の13番で再びボギーと慌しい序盤となる。それでも以降は風にも適応し、後半2番(パー3)からの2連続バーディで1アンダーへ。14番以降はスコアを落とすことなく完走した。

来季PGAツアー出場権を得られるのは、72ホールを終えた5位タイまでに限られる。競技は165人が出場し、隣接する2コースをそれぞれ2回ずつプレー。初日は10位タイまでの19人のうち、ダイズバレーCを回った選手が15人を占めただけに、比較的スコアの伸ばしやすかったコースで出遅れるわけにはいかない。「前半の序盤でバタバタしたけれど、難しい中でいいショットがたくさん打てたし、耐えることができた」と振り返った。

「もちろんスコアは出さないといけないし、無理して攻めないといけない試合とは思ってはいるけど、やっぱり伸ばし合いで焦っちゃいけないのは1年間戦って感じたこと。チャンスを待ってピンチを耐えながら、流れとリズムを作ることだけを目指してやりたい」。初めてフルシーズンを戦い抜いた日本ツアーでの経験が、満を持して乗り込んだ米国でも生きている。

2日目は、より風が強く吹いたとされるソーグラスCCをプレーする。「向こうのコースはグリーンの芝がちょっと立っていて、ショットよりも風の影響を受けると思う。難しいグリーンですけど対応していければと思います」。初日と同じく気持ちをフラットに保ち、「アンダーパーを積み重ねていきたい」とプランを掲げた。

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