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「ZOZO」初出場6位は日本勢で松山に次ぐ 平田憲聖はメキシコ行きにも意欲

◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 最終日(22日)◇アコーディア・ゴルフ習志野CC(千葉)◇7079yd(パー70)◇晴れ(観衆1万24人)

22歳の平田憲聖は「毎試合『優勝できるかも』とか『上位で上がれるかも』と思うことはないんです」と明かす。大会に臨むにあたり普段から自分に過度な期待はしない。だからこそ今回の出来はまったく想像できなかった。「こんな一週間になるとは…」。国内開催とはいえ、れっきとしたPGAツアーでの6位フィニッシュに自ら驚いた。

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前半にバーディを重ね、折り返しの9番でボギーを叩く展開は2日目以降ずっと続いた。最終日、違ったのはその後の流れ。2日目は3つ、3日目は2つ落としたインコースで、2ストローク伸ばした。「きょうのボギーは気持ちを切り替えられた。それが10番、11番のバーディに繋がった」。4日間で自己ベストの「66」をマーク。「14番くらいからミスが続いて、16番(パー3)も2mくらいのバーディパットを外した。欲を言えばもうちょっと伸ばしたかった」とまで言えた内容だった。

プロ2年目の今季「ミズノオープン」「日本プロ」で優勝してブレーク。国内ツアーの賞金ランキングで6位につけ、「ZOZO」参戦にこぎつけた。大会初出場での6位は日本勢で2019年にタイガー・ウッズに敗れて2位だった松山英樹に次ぐ好成績。「ショットも日に日によくなったのが要因かなと思います」とフィールド4位のパーオン率73.61%(53/72)、全体3位の計18バーディにも胸を張れる。

トップ10に入ったことで、次戦11月2日(木)開幕の「ワールドワイドテクノロジー選手権」(メキシコ・エル・カルドナル at ディアマンテ)の出場権を得た。「今のところ、出場しようかなと思っています」と明言。「きのうあたりからトップ10の資格を意識していましたけど、ラウンド中は考えなかった。でもトップ10に入ったら、チャレンジしない理由はないかなと思っていました」

まだ“未知”に近い世界最高峰の舞台。期待以上の成績にも「日本でやっている試合。僕らにちょっと有利な部分もあると思います。でも、この順位は自信になります」と謙虚さを忘れず言った。PGAツアー選手のショートゲーム、パッティング技術の高さには依然として驚きの対象。「飛距離の出る選手でもそういう部分を見るとより際立って感じます」。海の向こうで何が待っているか。もっと、もっと知りたい。(千葉県印西市/桂川洋一)

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