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タイガー・ウッズ「あらゆる面で信じられないような日」

◇米国男子(ツアー外競技)◇PNC選手権 初日(17日)◇リッツカールトンGC(フロリダ州)◇7106yd(パー72)

タイガー・ウッズと長男のチャーリーさんがペアを組んで3年連続の出場。スクランブル方式(2人でティショットを放ち、2打目以降はベストボールを選択)で競う大会の初日を「59」で回り、首位のジャスティン・トーマスと父マイクさん親子に2打差の2位で滑り出した。

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ウッズは自動車事故で大けがを負った右足が回復途中、さらに右足の足底筋膜炎の痛みも癒えていない。13歳のチャーリーさんも今週に練習で左足首を捻挫していた。ともに足を引きずりながらのプレーだったが、観客の視線を一身に集めた。

2番でチャーリーさんが2打目をピンにピタリと寄せてバーディを先行。ウッズは4番(パー3)で長いバーディパットをねじ込むと、2打目が池越えとなる5番(パー5)はグリーンの外からチップインイーグルを奪うなど、その後もスコアを伸ばしていった。

「きょうはとても楽しかった。スタートは良くなかったけど、バーディとイーグルを獲ってどんどん調子が上がった。そして、それをチャーリーと共有できたこと、トーマスの家族らと共有できたことは、あらゆる面で、まさに信じられないような日だった」。自分の足よりも重要だという愛息との時間にウッズは満足感を漂わせた。

一方、捻挫した足首に不安を抱えていたチャーリーさんは出だしで左右別のシューズを試して、その後同じシューズに戻したり、ティショットを放った後に痛みを訴えて地面に倒れこんだりする場面も。「足首はちょっと不安定だけど、お父さんやトーマスの家族、(それぞれのキャディを務めた)ラカワやボーンズと一緒にプレーするのは本当に楽しい」と笑顔で振り返った。

あすはトーマス親子を2打差で追う展開。「彼らは2年前に(優勝して)ベルトを手に入れ、クリスマスディナーでそれを顔にこすりつけてきたんだ。彼らはまたそれをやる可能性がある好位置にいるが、それについては少し言いたいことがある」とウッズ。昨年2位の雪辱のみならず、トーマス親子へのリベンジも虎視眈々と狙っている。

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