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松山英樹が“初めて”のジュニアレッスン「目指すものできたら」

PGAツアーで戦う松山英樹が17日、都内の打撃練習場でジュニアレッスン会を実施した。契約スポンサーであるNTTデータ(東京・江東区)主催の「Be Global,Be Challengeイベント」で募集した中高生を相手に「マスターズ」を制した技と考えを伝えた。

松山が公の場でジュニアゴルファーに直接指導するイベントは初めて。すでに中高の全国大会で実績のある選手を含む男女22人に対し、打席で1人ずつスイングを見ながらアドバイスした。

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曇り空の下、それぞれ5分以内の特別な時間。悩みを打ち明けられると、「なぜそうなると思う?」、「今すぐ結果を出したい? それとも時間がかかっても直したい?」と子どもたちに、いったん考えさせ、年齢と実力、解決策を照らし合わせてポイントをつくのが“松山流”だ。「伝えられることは伝えるけれど、僕はコーチではない。自分たちで考えて、頑張ってほしい」と一般的な理論よりも、経験に基づいた話を続けた。

年内最後の試合だった11月の「ケイデンス ヒューストンオープン」で途中棄権し、日本に帰国した。首の状態は依然として思わしくなく、「ムリせずに、という感じで。休みながらトレーニングを再開したところ」。クラブを振りちぎるジュニアの姿に「若いなあ…」と苦笑いしつつ、自らウェッジを握ってお手本を見せる場面もあった。

50ydほどのウェッジショットでも、鋭いスピンがかった弾道に男子高校生はあ然。スイング修正にも手を差し伸べ、球筋が変わった“生徒”の喜ぶ様子を見て「そんなにうれしそうだと、こっちもうれしくなる」と満面の笑みを見せた。

トークショーも通じて交流し「おもしろい子が多かった。すごく考えているんだなと思った」と実感。ジュニア育成には今後、積極的に取り組んでいきたい思いもある。「中には『世界を目指す』という子もいるし、きょう、ただ参加しただけでもいい。『会った』という思い出だけ持って帰ってくれても、目指そうと思うものができたら、それもうれしい」と心が晴れた様子だった。(編集部・桂川洋一)

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