ZOZOチャンピオンシップ <スコア>
2022年 ZOZOチャンピオンシップ
期間:10/13〜10/16 場所:アコーディア・ゴルフ習志野CC(千葉)
小平智が13位浮上 ZOZOと仲間に誓う“恩返し”
◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 2日目(14日)◇アコーディア・ゴルフ習志野CC (千葉県)◇7079yd(パー70)
小平智が5バーディ、1ボギーの「66」で回り、通算4アンダー13位にポジションを上げて週末を迎える。
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前半で3つ伸ばし、後半もバーディ直後の最難関4番で唯一のボギーを喫したが、8番で獲り返した。2日間でフィールド5位のパーオン率77.78%(28/36)とショットメーカーらしい数字が示すように、「調子はずっといい」とうなずく。
今季PGAツアーを戦う上で“準シード”に当たる限定的な出場資格が頼りになる小平にとって、推薦でフィールド入りした今大会は間違いなく大きなチャンス。さらに燃える材料もある。「このZOZOの試合には毎年出させてもらって、あんまりいい成績を残せていない。いつも思っていることだけど“今年こそは…”と」。松山英樹、今平周吾、星野陸也を含めて4人しかいない日本勢で4大会続けて出場している1人。過去3度は37位、35位、57位にとどまっているだけに恩返しのためにも結果が欲しいと力を込める。
発奮材料はもうひとつ。この日、国内男子下部ABEMAツアーで逆転賞金王に輝いた大堀裕次郎は、コロナ禍の2021年3月に米国で一緒に合宿を行い、「ザ・ホンダクラシック」でキャディも務めてもらった仲だ。「一緒に頑張っている一人でもあるし、僕が寂しいときに米国へ来てくれた一人でもある。合宿をやったり、キャディもやってもらったり、支えてもらった」と振り返る。
「メチャクチャうれしかった。刺激をもらった」とテンションを上げて臨む3日目は、その大堀も会場を訪れる予定。「いまのところ2日間いいゴルフができている。この調子であと2日間、上位を狙いたい」と力強く話した。(千葉県印西市/亀山泰宏)