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「ザ・プレーヤーズ」初制覇を遂げたフィル・ミケルソン

初めて「ザ・プレーヤーズ」を制したフィル・ミケルソン。3週間前にブッチ・ハーモンを新コーチに迎え、プレーの質も成績も上り調子。ビッグタイトルを手にした直後、その喜びの声を聞いた。

記者
「最終日のショットの切れは本当に素晴らしかったですね。」

フィル・ミケルソン
「今日はプレッシャーの大きいラウンドでしたが、思い通りのプレーができて本当に最高の気分です。」

記者
「このような大舞台で、さらに最終ラウンドの直前までブッチ・ハーモンのレッスンを受けていましたが、プレーに影響すると心配ではありませんでしたか?」

フィル・ミケルソン
「全てをもっと長い目で見てスイングを向上させるには、今週も毎日ブッチに見てもらった方が良いと思ったのです。我々の関係はまだ始まったばかりですが、今日のようなラウンドを見ると自分たちは正しい方向に向かって進んでいるのだと思えます。」

記者
「ショットも日に日に良くなって行きましたね。」

フィル・ミケルソン
「そうですね。3週間前と比べても進歩しているのがはっきり分かりますし、これからもこの調子で行きたいです。」

記者
「ショットが良くなると今までの様な素晴らしいリカバリーショットが見られなくなるのが残念ですね。例えば3日目の10番で見せたあのショットはあなた自身が採点してどれくらい素晴らしいショットでしたか?」

フィル・ミケルソン
「あれはかなり良いショットでしたが、ショットが良くなるからといってリカバリーショットの腕前も落ちませんよ。今日はリカバリーショットを打つ必要がありませんでしたけどね。」

記者
「今日は17番を2ストロークのリードで迎えました。勿論プレッシャーはあるでしょうが、135ヤードくらいのショットをグリーンに乗せただけで拍手されるのはあのホールくらいではないでしょうか?」

フィル・ミケルソン
「その通りですね。あのホールには痛い目にあっていますからね。今日、オヘアーに起こったような事も何度か経験しました。ティーボックスで風がアゲインストに感じてもグリーン上の風はフォローなんです。彼のショットはピンに真っ直ぐでしたが、風を読み誤りましたね。」

記者
「あのショットはオヘアーにとっては大きな賭けともいえました。結局ボールは池に捕まりましたが、まだ若いオヘアーに一言声をかけるとしたら何と言いますか?」

フィル・ミケルソン
「私は彼の勇気ある決断を尊敬しますね。今日は安全にグリーンの真ん中を狙っていった選手が大半だと思いますが、彼の決断は最後まで優勝だけを狙っていたという事です。彼の将来は明るいと思いますよ。」

記者
「あなたは過去メジャーでも優勝していますが、今週のショットの出来はこれまでの優勝したメジャー大会3試合でのプレーと比べてどうですか?」

フィル・ミケルソン
「内容的には2006年の“マスターズ”と同じ感じでした。あの時も最終ホールまで4アンダーできて、最後ホールでボギーの69で優勝しました。ショットの出来もあの時と似ていましたね。」

記者
「あなたは30代半ばに入りこれまで以上の活躍を見せています。新しいスイングコーチも見つけて今は全てが順調のように見えますが、自分ではどう思いますか?」

フィル・ミケルソン
「今はこの先がとても楽しみという気持ちです。ブッチのレッスンを受け始めてまだ3週間なのに、3ヵ月後にはどれ位進歩しているかと思うとなんだか嬉しいですね。」

記者
「2006年の“全米オープン”はもう過去の話ですね。」

フィル・ミケルソン
「今年の“全米オープン”が待ちきれませんね。今年こそ優勝して2006年の汚名を返上したいです。」

記者
「最後に今回の優勝で一番学んだ事といえばなんですか?」

フィル・ミケルソン
「変化を加えるのは良い事だという事ですね。」

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