「全英オープン」最終成績
2022年 全英オープン
期間:07/14〜07/17 場所:セントアンドリュース・オールドコース
セントアンドリュースでの最終日平均ストロークは歴代最少/150回大会記録
◇メジャー第4戦◇全英オープン 最終日(17日)◇セントアンドリュース オールドコース(スコットランド)◇7297yd(パー72)
前回2015年のセントアンドリュースでの大会は悪天候などの影響で27年ぶりに月曜決着となったが、今大会は気象条件に比較的左右されず、特に最終日には当地での平均ストロークの新記録が生まれた。
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■平均ストローク記録
最終ラウンド(R)で18ホール中13ホールがアンダーパーでプレーされた。対パーで最も易しかったのは5番(4.373/-0.627、イーグル6、バーディ45、パー27、ボギー5)だった。
同Rの平均ストロークは「69.675」(1人あたり-2.325に相当)。第2R、第3R、最終Rはすべてアンダーパーで、セントアンドリュースでの全英オープンで初めて3ラウンド連続でアンダーパーが記録された(第2ラウンド:71.724、第3ラウンド:71.337)。
最終日の平均ストローク「69.675」は、セントアンドリュースでの全英オープンの1日平均ストロークとしては過去最少(これまでの記録は2015年第3Rの「69.713」)。
■2つの国と地域から初出場
予選ラウンドには32カ国の選手が参加。決勝ラウンドには全英オープン新記録となる24カ国の選手が進み、このうち、ポーランド(アドリアン・メロンク)とケイマン諸島(アーロン・ジャービス)から初出場者が誕生した。
■難関17番
17番ホールでのバーディ数はトータル22で新記録となった(これまでの記録は2005年の19バーディ)。最終日の平均ストロークは4.602。最終日に2番目に難しかったホールは4番で平均4.145だった。
4日間を通じた平均ストロークは「4.456」(+0.456)で今週の最難関ホールとなった。最も簡単なホールは18番で「3.498」(-0.502)。最終日は同ホールでのボギーがゼロだった。
■記念大会優勝はオーストラリア人
1960年の第100回大会はケル・ネーグルン、2022年の第150回大会はキャメロン・スミスといずれもオーストラリア人選手が制した。