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「感覚ひとつでやってきた」川村昌弘の転換期は

◇欧米共催◇ジェネシス・スコットランドオープン 2日目(8日)◇ルネサンスクラブ(スコットランド)◇7237yd(パー70)

クラブの番手を通常より3つも変える時もあったほど強烈な風が舞った初日を3オーバーでプレーした川村昌弘は3バーディ、6ボギーで再び「73」。「前半ぐらいは楽に回れるんじゃ…」と午前中に巻き返しを図りたかったが、ピンフラッグをなびかせる難敵は衰えることなく試練を与え続けた。

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風の影響もあり大会初日からパッティングの距離感がなかなか合わせることができなかった。「距離感には自信がある方だったけどファーストパットでスーっと(カップの向こうに)行っちゃって」。2、3mのパーパットを決めきれない場面が目立った。

それでも欧州ツアーに参戦して世界を歩き渡る“旅人ゴルファー”は、嫌気を起こす気配もない。「先週のアイルランドは毎日プリファード・ライ。どんどん距離が出るコースでやってきてからの今週。冷静に考えたら全然違うけど、でもそれがおもしろかったりする」と目を輝かせる。楽な環境ではなくても何のその。楽しむ心は忘れてはいない。

18歳からプロとして歩み始め、ここまで「誰にも教わらずに感覚ひとつでやってきた」という29歳。三十路を前に「このままだと長くやれないなという雰囲気はある」と転換期をほのめかす。今大会からタイトリストの新作シリーズ「TSR」を投入。道具も3月に強盗被害にあってから長期的なことを考えながらの調整に励んでいる。

次週は休息に充て、英国ロンドンに留まる予定。体調との兼ね合いで今後の試合を決めていくつもりだが、前週挑戦した「全英オープン」の予選会場でもあったスコットランドのフェアモントセントアンドリュースで行われる「ヒーローオープン」(7月28日開幕)への出場を考えているそう。「(予選会では通過ラインに)かすりもせずに嫌になるかなと思ったけど、出ようかなって。ヒルサイドGC(カズークラシック会場)も行ってみたいなと思っていたコース」と気の向くままに歩んで行く。(スコットランド・ノースバーウィック/石井操)

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