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ゴルフが2016年五輪の正式種目に採用

9日、デンマークのコペンハーゲンで開かれたIOC(国際オリンピック委員会)の会議で、ゴルフと7人制ラグビーが、2016年にブラジル・リオデジャネイロで開催されるオリンピックの正式種目として採用されることが投票により決定した。ゴルフは過去、1900年のパリ大会、1904年のセントルイス大会で採用されたが、112年ぶりにオリンピックの舞台に復活することとなった。

IGF(国際ゴルフ連盟)から提案されている競技方式は、男子4日間、女子4日間の計8日間競技。それぞれ60人の選手が出場し、1日18ホール、4日間72ホールのストロークプレーを行い、上位3人にメダルを与えるというもの。

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同じく代表選手については、世界ランキングの上位15人(国別の選手数に関係なく)と、それ以下のランキングの選手でかつ一カ国2名の枠を超えない選手に出場権を与える方式を提案しているという。

関係者のコメントは以下の通り。

石川遼
「一ゴルファーとして誇りに思います。オリンピックに採用されたことによって、ゴルファーはよりオリンピックに興味を持つだろうし、ゴルフもより多くの人々に認知されると思う。オリンピックの舞台でプレーできることを楽しみにしています」。

タイガー・ウッズ
「ゴルフにとって素晴らしいこと。我々みんなが、ゴルフがオリンピックに採用されることを期待していたと思う。オリンピックに参加するゴルファーにとっては、新しい経験になるだろう」。

ジャック・ニクラウス
「今日はゴルフにとって素晴らしい一日だ。この日を迎えるにあたって、過去数年にわたって情熱的にキャンペーンに携わってきた人々におめでとうと言いたい。去年、私がこの世界的なゴルフ誘致活動に参加することを打診されたとき、私はとても嬉しかった。なぜなら、私はとても強くゴルフと、それが表しているもの――正直、潔白、スポーツマンシップ、善意――を信じているから」。

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