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2022年 マスターズ
期間:04/07〜04/10 場所:オーガスタナショナルGC(ジョージア州)

「1000回パットした気分」ウッズはオーガスタ自己ワースト“78”

◇メジャー第1戦◇マスターズ 3日目(9日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7510yd(パー72)

自動車事故による長期離脱から2020年11月以来のツアー復帰戦で予選を通過したタイガー・ウッズは3バーディ、5ボギー2ダブルボギーの「78」でホールアウト。5勝を誇るオーガスタでは通算93ラウンド目で自己ワーストスコア(※アマチュア時代の1995年3R「77」を更新)となり、トータル7オーバー41位に大きく後退した。

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連日コースへ吹き付ける風に加え、気温もグッと冷え込んだ一日。「僕にはタフな戦いになると思った」と覚悟を決めて19位からティオフも、1番で3パットボギーが先行した。下り傾斜を転がった1Wショットが364ydを記録した2番(パー5)でバンカーから寄せてすぐに取り返したが、5番でトラブルに見舞われた。

打った瞬間に顔をゆがめてうつむいたセカンドショットは18mの長いバーディトライを残した。段を上るロングパットが3mほどショートすると、パーパットはカップ左を抜け、マークせずに打った1mのボギーパットもカップの縁を一周するように戻ってきた。まさかの4パットでダブルボギーを喫した。

「3パットが4回、4パットが1回。グリーン上で1000パットした気分だ。ボールストライキング(ショット)に関してはやるべきことをやったが、グリーン上ではそれができず、何もうまくいかなかった」と悔しがった。

風の中を9Iで距離感を合わせた12番(パー3)、2オンに成功した13番(パー5)と2連続バーディを決めたアーメンコーナーで見せ場を作ったものの、左奥に外した18番でもダブルボギーで終えた。

アップダウンのあるコースを連日歩けば、事故で粉砕骨折した右足には負荷がかかる。幾度となくメスを入れた腰も寒さの影響で「いつものようにしなやかに動いていないのは確か」。上位の背中は遠のいたが「(大事なのは)決して諦めないことだ。毎日毎日、人それぞれにチャレンジがある。僕も日々戦っている。あした目が覚めたら、また戦いが始まるんだ」と変わらぬ闘志を宿した。

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