ドライビングレンジに姿を見せたウッズは松山英樹と握手を交わした

◇メジャー第1戦◇マスターズ 事前情報（3日）◇オーガスタナショナルGC（ジョージア州）◇7510yd（パー72）

交通事故による故障からの復帰がかかるタイガー・ウッズが3日（日）、会場で練習を行った。大会のエントリーリストに名前が残っており、出場可否が注目される。

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午後3時半前にドライビングレンジに現れたウッズは、ちょうど打ち込みを終えてコースに向かう松山英樹と握手を交わした。「チャンピオン！ ディナーはいい感じか？」と声をかけ、白い歯を見せた。

その後、ウェッジからアイアン、1Wまでボールを打って調整すると、キャディらを伴い10番ティから練習ラウンドを開始した。

昨年2月にロサンゼルス郊外での自動車の単体事故を起こしたウッズは、右足などに大けがを負い戦列を離れている。前週、スポーツイラストレイテッド電子版がオーガスタナショナルGCで練習ラウンドを行ったと報じ、今大会での復帰の可能性が浮上した。

この日の朝には自身のSNSで「僕はきょうオーガスタに行き、引き続き準備と練習をする。試合に出られるかどうかは始まるときに判断することになる」と投稿していた。開幕2日前の5日（火）に公式会見がセットされており、視線を一身に浴びる。（ジョージア州オーガスタ／桂川洋一）