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2022年 アーノルド・パーマー招待byマスターカード
期間:03/03〜03/06 場所:ベイヒルクラブ&ロッジ(フロリダ州)

ボギー、トリからカムバックも 松山英樹「ショットが変わってきている」

◇米国男子◇アーノルド・パーマー招待 初日(3日)◇ベイヒルクラブ&ロッジ(フロリダ州)◇7466yd(パー72)

2月25日に誕生日を迎えて30歳初戦となった松山英樹。インスタートから12番(パー5)、13番と2連続バーディを先行させたが、ボギーとした直後の15番でトリプルボギーをたたいた。

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3Wのティショットが大きく右へ出てOB。同じクラブでの打ち直しもギャラリーロープ際の深い右ラフまで飛んだ。一気に貯金を吐き出す展開にも「ただ自分がミスして、そういう結果になっただけなので」と淡々としていた。ティショット、セカンドと納得のつなぎで2オンに成功してバーディを奪い返した16番(パー5)がその証明。17番(パー3)もピン下3mに絡め、すぐにスコアを戻してみせた。

開幕前から練習場でもコースでも、スイングで切り返した後の右肩を低くしようと意識づける仕草が目立つ。「OBになったところも、その前のショート(14番)も、ちょっともったいないショットがあった。そこらへんが安定してくれば」と言いつつ、「(いまのテーマが)できていなかったところは数ホールしかなかったので、そこは良かったなと思います」と一定の評価を口にする。

ショット面で数字だけでは測れない手応えも感じただけに、後半の停滞がフラストレーションを増幅させる。4番(パー5)では、グリーン右手前のラフから打ち上げる寄せがショート。上々の1Wショットをバーディにつなげられず、ショートサイドからのアプローチとなった5番でボギーを喫した。

例年にも増してタフな印象があるベイヒルのラフだが、「ショートゲームが全然ダメ。難しいというより自分の打ち方の問題だと思う」と受け止める。その上で「ショットが変わってきているので、アプローチも(少しフィーリングが)変わってしまったのかなって感じはある。そこをつなげられるように」。1オーバー63位から巻き返しが求められる2日目へ、やるべきことを見据えた。(フロリダ州オーランド/亀山泰宏)

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