タイガー・ウッズは試合に出場しなくても抜群の人気は健在

PGAツアーは昨季導入した「プレーヤー・インパクト・プログラム」（PIP）の結果発表を2日に行い、タイガー・ウッズが初代1位に輝いてボーナス800万ドル（約9億2500万円）を獲得した。

PIPは選手の人気度をネット検索、名前を含んだニュース記事の数、SNSでの反応、テレビ視聴率などの露出度、貢献度によって測定し、上位10人に総額4000万ドルのボーナスを付与する。

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測定期間は2021年1月1日から12月31日まで。昨年2月の自動車事故による故障のため長期離脱中のウッズは、期間中に出場したトーナメントが同12月のツアー外競技の親子大会「PNC選手権」のみながら、圧倒的な存在感を示す形となった。

2位は昨年5月「全米プロ」でメジャー最年長優勝を飾ったフィル・ミケルソン。3位に入ったロリー・マキロイ（北アイルランド）は「アーノルド・パーマー招待」の事前会見でPIPについて「上位10人を見てみると、ゲームのトップにいるか、あるいは長い間トップを争ってきた10人。みんな5つの評価指標を知っているし、分かりやすいシステムだと思う。ほとんどの人が予想した通りの結果になったんじゃないかな」と話した。

22年のPIPはボーナスがさらに1000万ドル増え、総額5000万ドルとなる予定だ。

プレーヤー・インパクト・プログラム上位10人／ボーナス
1位タイガー・ウッズ／800万ドル
2位フィル・ミケルソン／600万ドル
3位ロリー・マキロイ／350万ドル
4位ジョーダン・スピース／350万ドル
5位ブライソン・デシャンボー／350万ドル
6位ジャスティン・トーマス／350万ドル
7位ダスティン・ジョンソン／300万ドル
8位ブルックス・ケプカ／300万ドル
9位ジョン・ラーム／300万ドル
10位バッバ・ワトソン／300万ドル