松山英樹が“地元”で30歳初戦 金谷拓実も推薦出場
2022年 アーノルド・パーマー招待byマスターカード
期間:03/03〜03/06 場所:ベイヒルクラブ&ロッジ(フロリダ州)
金谷拓実「米国で結果を」 マスターズまでのスケジュールは?
◇米国男子◇アーノルド・パーマー招待 事前(1日)◇ベイヒルクラブ&ロッジ(フロリダ州)◇7466yd(パー72)
1月のPGAツアー「ソニーオープンinハワイ」に始まり、アラブ首長国連邦(UAE)でのDPワールドツアー2連戦、サウジアラビア開催のアジアンツアーと年明けから意欲的に海外を転戦してきた金谷拓実が再び海を渡ってきた。
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2019年、同じレジェンドの名前を冠した大学生による米国選抜と世界選抜の男女混合対抗戦「アーノルド・パーマーカップ」に参戦したときから心のどこかで意識していたという今大会。独自の出場資格が増える招待試合の切符を推薦でゲットして気持ちも高ぶる。
昨年10月に日本で開催された「ZOZOチャンピオンシップ」で7位に食い込んで得た73ptは現在ノンメンバーの中で3番目に多い数字。推薦出場の試合数制限が撤廃されるスペシャルテンポラリーメンバーとなるためには昨季フェデックスカップポイントランク150位だった小平智の287ptが目安となってくるが、ポイントを積み重ねることは8月から9月にかけて行われる入れ替え戦への道を開くことにもつながる。
世界ランキング60位は上位64人が出場できる3週後の「WGCデルテクノロジーズ・マッチプレー」へ油断ならないポジションとはいえ、「うまくいけば3月に3試合くらい(PGAツアーに)出られる予定。こういうひとつひとつの試合が重要になってくる。チャンスをつかむためにも今週頑張りたい」。自身2度目となる4月の「マスターズ」まで勝負の1カ月を過ごす。
昨季ルーキーながら日本ツアーで活躍を収めても、「なかなかこっち(米国)では結果が出せていないから苦しい」と世界基準の物差しでシビアに見つめる23歳。「ZOZOで獲れたポイントを生かしたい。良い準備をして、自分のベストを尽くして、結果がついてきてくれれば」と果敢に挑む覚悟だ。(フロリダ州オーランド/亀山泰宏)