2022年初戦で新作ドライバーを投入するコリン・モリカワ

◇米国男子◇セントリートーナメント・オブ・チャンピオンズ 事前（5日）◇プランテーションコースatカパルア(ハワイ州)◇7596yd（パー73）

ツアー5勝のコリン・モリカワは3年連続のマウイ島カパルアでの新年初戦に「最高な場所。ここで最初の試合が始まるというのは、正しいことが出来ている」とうなずいた。

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2019、20年大会はそれぞれ7位と相性も悪くない。また、昨年は7月のメジャー「全英オープン」を制すなど、世界ランキングはトップのジョン・ラーム（スペイン）に続く2位と自身初の1位も視野に入れる。

これまでは思うようなプレーが出来なければ悪い部分ばかり考え出していたという。しかし、最近はいいプレーをした時にはどんな考え方をしていたのか、何を考えていたのかを思い出して調整しハワイに乗り込んできた。

フェイスにカーボン素材が使用されているテーラーメイドの「ステルス プラス」

「世界ランキング1位になることは僕の人生の夢。でも、ただ1位になるのではなくそれを維持することが大事で、1位になったら引退してビーチでのんびりできるというピークではなく、その時がきても自分を追い込み続けなければならないことはたくさんある」

バッグの中には契約を結ぶテーラーメイドの新作ドライバー「ステルス プラス」を投入した。

フェースには60個のカーボンの部品が張り付けられているが、24歳は「それでもチタン製のドライバーのような感触。(クラブを替えて)ボールスピードが上がったのは今回が初めてで、スピードが上がれば飛距離も上がる」と力を込めた。(ハワイ州マウイ島／石井操)