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寝落ちすることもあるさ 2021年ベストショット3選【奥田泰也】

日常と非日常が交錯した2021年。緑の芝の上で繰り広げられたゲームを取り巻く光景も、また同じだった。フォトグラファーたちはそんな中、二度と訪れない瞬間の数々を切り取ってきた。GDOとともに旅を続けたプロフェッショナルが選んだ今年の3枚。第6回は奥田泰也カメラマン編。

<ZOZOチャンピオンシップ最終日 松山英樹>

日本人、アジア勢として初めてマスターズを制した松山英樹。凱旋試合となった東京五輪は3位タイから銅メダルを懸けたプレーオフに挑み、大いに盛り上がりました。ただ、この時は無観客で開催され、日本のファンが現地で雄姿を見ることはできませんでした。

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ZOZOチャンピオンシップは人数こそ制限されたものの有観客で行われ、ギャラリーの目の前で優勝。力強いガッツポーズが印象的でした。日本中の人が松山の強さを実感したシーンだと思います。

<伊藤園レディス初日 稲見萌寧 西郷真央 古江彩佳 渋野日向子 小祝さくら>

ショートホールで進行が詰まるケースは珍しくありませんが、この時は詰まり(?)が半端ではなく5組ぐらいが待機を強いられていました。座って一休みする選手たち。渋野日向子稲見萌寧西郷真央古江彩佳小祝さくらが一堂に会していました。

3人くらいが一緒のショットはあるものの、今や女子ゴルフ界を背負っている選手5人が一つのフレームに入るのは珍しい。プレー中の険しい表情ではなく、仲良しグループでのんびりという雰囲気でした。とても貴重な一枚になったと思います。

<ZOZOチャンピオンシップ3日目 ホアキン・ニーマン>

チリのホアキン・ニーマン。プレー中、ティショット前に寝落ちしていました。コロナの影響でホテルの中では缶詰の状態、試合は緊張の連続。ゴルフ選手は移動に慣れているとはいうものの、日本までは遠く時間もかかります。疲れはピークに達していたのでしょう。試合の合間の一休み。ほのぼのとした写真だと思います。

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