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タイガー・ウッズ、来年の全英に意欲「セントアンドリュースでプレーしたい」

◇米国男子(ツアー外競技)◇ヒーローワールドチャレンジ 事前情報◇アルバニーGC(バハマ)◇7309yd(パー72)

ゴルフ界に欠けていたあの笑顔が戻ってきた。火曜日(30日)の朝、大会ホストのタイガー・ウッズが2月の交通事故以来、初めて記者会見に登場した。カートから降りて、会見場の席についたウッズは「背中も痛いし、足も痛いよ」と打ち明けながらも、元気な様子で記者たちの質問に対応した。

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前日に明かしたように、自身の復帰への道のりを楽観視はしていない。「いつツアーレベルでプレーできるかと問われれば、それは分からない。普通のラウンドはできるけど、今はUSGAが提唱している前のティを使うってアイデアが気に入っている」と笑ったウッズ。

「みんなと同じようにチップショットやパットはできるだろうけど、ゴルフコースはもっと長い。オーガスタのパー3コースを使ってマスターズをするわけじゃない。そのためには、まだまだ長いリハビリが必要だよ」と現実を直視した。

過去に膝5回、背中5回の手術を経験したウッズだが、今回の事故では右足を切断する可能性もあったという。「まだ生きていて、まだ足がある。その2つはとても重要なことで、上の方で誰かが助けてくれたのだと思う」と、当時の危機的状況を振り返った。

事故後、3カ月はベッドの上にいたというウッズ。車椅子から松葉づえへと変わったのは、事故から2カ月経った頃。復帰に向けては、家族で話し合いをして、再び挑戦するための同意を得たという。

来年にはゴルフの聖地セントアンドリュースで第150回「全英オープン」が開催される。同コースで2勝(2000、05年)を挙げているウッズは「セントアンドリュースでプレーをしたい。世界でもお気に入りのコースだし、そのことに間違いない。まずはプレーできる身体になることを祈っている。大会は逃げないけど、自分がそこにたどり着かないといけない」と力を込めた。

その一方で、グレッグ・ノーマンらが率いる新リーグ構想について問われると「それは選手個人の判断になる。だけど、個人としては、自分のレガシーがあるPGAツアーを支持することを決断した。ツアー82勝を挙げて、メジャーでも15勝、WGCも最初から関わっている。だから、PGAツアーに忠誠を誓っているよ」と明言した。

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