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黒人初のマスターズ選手 リー・エルダーさんが87歳で死去

PGAツアーは28日、1975年に黒人として初めて「マスターズ」に出場したリー・エルダーさんが29日に死去したと発表した。87歳だった。

エルダーさんはテキサス州ダラス出身。74年にPGAツアー初勝利を挙げるなど4度優勝、PGAツアー・チャンピオンズ(シニア)で8度の優勝を果たした。

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長年続いた人種の壁を打ち破り、1975年にマスターズ初出場。その後77年から81年まで5年連続で出場し、最高位は79年の17位だった。松山英樹が日本人として初めて制した2021年マスターズではジャック・ニクラスゲーリー・プレーヤーとともに名誉スターターを務めた。

PGAツアーのコミッショナー、ジェイ・モナハン氏はエルダーさんのパイオニアとしての人生を称え、「他の人々に大きな夢と達成への道を開いた。そのキャリアに深く感謝するとともに、彼のご家族に心からお悔やみを申し上げます」と述べた。

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