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2021年 アーノルド・パーマー招待byマスターカード
期間:03/04〜03/07 場所:ベイヒルクラブ&ロッジ(フロリダ州)

リスク覚悟の“パーマースタイル” デシャンボーが376ydのパワーでベイヒル制圧

◇米国男子◇アーノルド・パーマー招待 最終日(7日)◇ベイヒルクラブ&ロッジ(フロリダ州)◇7454yd(パー72)

ショータイムは最終日も続いた。前日、湖越えの370ydドライブを記録した左ドッグレッグの6番(パー5)。ブライソン・デシャンボーは見る者の期待に再び応え、1Wでグリーンの右サイドを狙った。歓声の渦を突き抜けた打球はまたしてもウォーターハザードのはるか向こうへ。376ydを記録して、残り88ydのバンカーから軽々とバーディを奪った。

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2位から出たデシャンボーがスコアを伸ばしたのはこのホールが最後だった。風速6m/s以上の強風、硬く締まったグリーンの攻略にはテクニックも欠かせない。リー・ウェストウッド(イングランド)との最終組でのマッチレースは、互いにパーでしのぎ合う展開で熱を帯びた。11番では9mを沈めてボギーを回避。最終18番、外せばプレーオフになる1.5mのパーパットを前にアドレスをいったん解いて仕切り直し、重圧をはねのけて雄たけびを上げた。

「1番ホールのティショットで、きょうは厳しい一日になると思っていた。できるだけパーを拾って、チャンスが来たらバーディを狙おうと思っていた。あれからボギーがなかったことが何よりうれしい」。この日、3人しか出せなかったアンダーパーの「71」。通算11アンダーで昨年9月「全米オープン」以来の今季2勝目、ツアー通算8勝目は故アーノルド・パーマーの大会で挙げた、6年ぶりの米国勢による勝利だった。

アマチュア時代の2016年に大会初出場。生前のパーマーのオフィスを訪ねて記念写真を撮ってもらい「ずっと尊敬する」存在になった。同年のプロ転向後、下部ツアー初優勝を飾るとパーマーからお祝いの手紙をもらった。ゴルフ界のキングがこの世を去ったのは手紙にある日付の13日後、9月25日だった。

4日間の平均飛距離321.3ydは当然のようにトップ。他を圧倒するパワーを身につけようとしたのは2019年で、ドラコン大会を見て「飛距離があればどれほど有利か」と感じ、トレーニングにまい進した。ロングドライブだけが武器ではなく、深いラフのボールも短いクラブで、パワーでかき出しピンチの芽を摘む。「フェアウェイを狭くして、ラフを伸ばしてもロングヒッターが依然として有利だ」とこの日、言い切った。これはドラコン大会でもなく、エキシビションでもない。注目された6番の1Wショットも勝つために選んだ戦略だった。

パーマーは現役時代、リスク覚悟のアグレッシブなプレーでファンを魅了した。「僕も飛ばすとよくトラブルに巻き込まれる(笑)。でも、パーマーさんも気に入ってくれるのでは? (孫の)サム・ソーンダースが『きっとキミのプレーが大好きだと思う』と話してくれたんだ」

夕闇に包まれた表彰式。優勝者に贈呈される、パーマーのトレードマークでもあった赤いカーディガンは、バックヤードにさまざまなサイズが準備されている。デシャンボーは「XLでなんとか入ったよ」と笑った。(フロリダ州オーランド/桂川洋一)

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