「セントリートーナメントofチャンピオンズ」リーダーボード
2021年 セントリートーナメントofチャンピオンズ
期間:01/07〜01/10 場所:プランテーションコースatカパルア(ハワイ州)
マウイ島にあった“モリカワ・レストラン” 全米プロ覇者のルーツはハワイ
◇米国男子◇セントリートーナメント・オブ・チャンピオンズ 3日目(9日)◇プランテーションコースatカパルア(ハワイ州)◇7596yd(パー73)
大会出場は2年連続2度目ながら、コリン・モリカワにとって当地の記憶はもっと古い。1999年からこの大会を開催しているプランテーションコースatカパルアをプレーしたのは、9歳のとき。ハワイ生まれの祖父母をはじめ、父方の親戚はほとんどがハワイ出身。家族で休暇を過ごし、ゴルフを楽しむにはうってつけの旅先だった。
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開催コースからほど近いラハイナのフロントストリートでは、かつて親族がレストランも経営していたという。そちらを実際に訪れる機会はなかったが、「以前『モリカワ・レストラン』で食事をしたことがある、なんて話を聞けたらクールだよね。故郷のような感覚がある」。不思議と懐かしさがこみ上げる場所だ。
初出場だった昨年はオアフ島での「ソニーオープン」も含め、多くの親戚が応援に駆けつけてくれた。新型コロナウイルスの終息が遠い今年はガールフレンドらごく少数。1年前にホノルルで通い詰めた「オノ・シーフード」に足を運ぶことも難しいかもしれない。
一変した情勢でも、コースの中でやるべきことは変わらない。後半の4連続を含む8バーディで連日の「65」をマーク。最終18番(パー5)も残り304ydからカップをかすめるようなセカンドショットを見せてバーディで締め、首位と1打差の通算20アンダー3位につけた。
昨年8月「全米プロゴルフ選手権」以来となる優勝へ、「いいプレーができているけど、勝つためにはバーディをたくさん獲らないと」と力を込めた。