ハワイ・マウイ島での21年初戦 “好相性”松山英樹も3年ぶり参戦
2021年 セントリートーナメントofチャンピオンズ
期間:01/07〜01/10 場所:プランテーションコースatカパルア(ハワイ州)
松山英樹、3年ぶりのカパルアも「自分の力で獲った資格」
◇米国男子◇セントリートーナメント・オブ・チャンピオンズ 事前情報(5日)◇プランテーションコースatカパルア(ハワイ州)◇7596yd(パー73)
3年ぶりにカパルアから一年をスタートする松山英樹は、開幕2日前の火曜日にアウト9ホールをプレー。前日朝にマウイ入りし、あす水曜日のプロアマ戦で最終調整をする。
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直近に出場した2018年と比べると、コース全長は144yd伸びている。「結構変わっているところが多いので、うまく合わせられれば」と松山。過去3度の出場はいずれも5位以内の好成績を残しているが、「良いプレーができたら上にいる。過去3回とも、それなりに良いプレーができた」と、相性よりも状態の良さが好成績につながったと分析する。
今年も幸先よくスタートダッシュを決めたいところだが、12月初旬に2週間ほど風邪を引いていたそうで、「そのあとに取材や仕事が1週間半くらいあったので、ちゃんと動き始めたのは年末くらい。1カ月ほどなにもしなくて、ちょっと身体はなまっています…」と苦笑い。風邪ですら不安を覚える時期だが、「怖かったけど、味覚もなくならなかったし、鼻水が出ていたらコロナじゃないっていうのも聞いていたので…」と安静にしてやり過ごしたという。
だが、それももう去年のことだ。今大会は今年のみ出場資格が変更されて、本来ならば前年のツアー優勝者だけのフィールドに、最終戦「ツアー選手権」の出場者も加えられた。松山はその“特別枠”での出場だが、「変則になったけど自分の力で獲った資格。ここからスタートできることは良いことなので、頑張りたい」と好機を無駄にするつもりはない。
42人のフィールドは、予選カットのない4日間。勝負のサンデーバックナインまで、時間はたっぷりある。(ハワイ州カパルア/今岡涼太)