思い出深い地で約1年ぶりの優勝を目指すマキロイ

◇米国男子◇ZOZOチャンピオンシップ@シャーウッド 事前（22日）◇シャーウッドCC(カリフォルニア州)◇7073yd（パー72）

コロナ禍で開催地が日本から移った大会。会場となるシャーウッドを訪れた世界ランキング5位のロリー・マキロイ(北アイルランド)は「ここにはいい思い出があるんだ」とタイガー・ウッズとの思い出を紐解いた。

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「タイガーと最初にプレーしたのがここ、シャーウッドだった」。10年前の2010年「クエイルホロー選手権」でツアー初優勝を飾ったマキロイは、同年の「ヒーローワールドチャンレジ」（当時シェブロンワールドチャレンジ）に出場しウッズとともに上位争いをした。

「18人のみしか出られない大会で、世界でもトップレベルの選手じゃないと出場できない。かなり興奮していたし、緊張もしていた」。ウッズはグレーム・マクドウェル（北アイルランド）にプレーオフで敗れ2位、マキロイは4位で終えた。

「ここ数日、ゴルフ場に来て記憶がよみがえる。日本からこの会場に変更されたアナウンスを聞いたときから僕はとてもワクワクしていた。コースもグリーンが少し変わっていたけど大きな変化ではない。今週プレーが出来るのはいいことだ」。

昨年11月の「WGC HSBCチャンピオンズ」を最後に優勝はない。胸に刻んだ記憶を思い返し「今週、勝てるチャンスがあれば自信をもってプレーできるようになると思う」とうなずいた。