「自分の知らない世界も知っている」松山英樹は“意見交換”に充実感
2020年 ザ・CJカップ@シャドークリーク
期間:10/15〜10/18 場所:シャドークリーク(ネバダ州)
マスターズまで1カ月 松山英樹の関心は「寒さ」と「自分」
◇米国男子◇ザ・CJカップ@シャドークリーク 事前(14日)◇シャドークリークGC(ネバダ州)◇7527yd(パー72)
コロナ禍で11月に延期された「マスターズ」(11月12日~/ジョージア州オーガスタナショナルGC)まで1カ月を切った。
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今年で7年連続9度目の出場と、ゴルフの祭典で“常連”の域に入ってきつつある松山英樹にとっても、11月開催は未知数。「今までと違うオーガスタが見られると思う」と新たな挑戦への期待も入り混じったような口調で話す。
「全然、気候のことが違う。絶対に寒くなる」と予想する通り、通常の4月開催時に比べて平均気温は5~10℃ほど低く、風が強くなればさらに寒く感じることもあるという。同地では降雨量のほとんどが6月から9月に集中。地面はよりソフトになっているとみられ、寒さと合わせてコースが“長く”なる可能性はある。
風向きも変わる。4月のコースに吹く南からの風も、冬にかけて北風に。寒さ対策などできる準備はしつつ、延期に伴うさまざまな変化への対応は「行ってみて、ですよね」。蓄積した経験値も頼りながら、臨機応変に戦う。
バッグの中身の14本も徐々に固まってきた中で、常に足元を見つめることは忘れない。「まずは自分の状態がね。(ツアーで)優勝もしてないですし、しばらく上位にもいっていない。そういう意味では、そこを上げていければという“欲”はありますね」。目の前の試合はすべて、勝ってオーガスタへ乗り込むためのチャレンジになる。(ネバダ州ラスベガス/亀山泰宏)
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