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ヒールを演じている? ケプカがDJ巡る発言を説明

ブルックス・ケプカが12日、米ゴルフウィークのインタビューに応じ、メジャー「全米プロゴルフ選手権」で物議をかもした自らのコメントについて言及した。

首位ダスティン・ジョンソン(DJ)と2打差4位で最終日を迎えることになったケプカは、メジャー4勝という実績を引き合いに「リーダーボードの多くのプレーヤーはメジャーで勝ったことがないはずだ。DJも1勝しかしていないだろう」などとコメント。逆転での大会3連覇へ自信をのぞかせたが、最終日のラウンド後にロリー・マキロイ(北アイルランド)が発言に疑問を呈す事態となっていた。

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「3日目は苦労しながら何とか7アンダーで終えて、9アンダーのダスティンだけに集中していた。トップだけを見ていたんだ。8アンダーや7アンダーにいる選手を知らずに話したことは後悔しているし、もっと違う言葉を使うべきだったと思っている。僕はいつだって勝つためにプレーしているし、『勝てるか?』と聞かれたら、決まって『イエス』と答える。勝てると信じて戦っているからこそ、生意気に映る部分があるかもしれない」

さらに「(ジョンソン以外の)他の選手に対して悪かったと思っているということ?」と確認されると、「そうだね。間違いなくその部分に関しては意図に反して伝わってしまった」。優勝争いを演じたジョンソン以外の選手に対してリスペクトが欠けていたことを詫びつつ、今後ジョンソンに連絡するか問われても「その予定はないよ」と言い切った。

ケプカは最終日に「74」をたたき、29位でフィニッシュ。強気な言動が自らへの重圧になったかについては、「あくまで自分自身の問題で、そういうプレッシャーは気にしていない。僕は正直にしゃべってしまう人間だから、生意気で傲慢な態度のように映り、うまくプレーできなかったときは裏目に出たとみられる。今回もそうだったということさ」と話した。

歯に衣着せぬ発言の数々は折に触れて話題を呼んだ。5月にはかつて自らに否定的な見解を示した解説者のブランデル・シャンブリー氏の顔写真を的に見立ててダーツに興じる様子をSNSにアップしたことも。ケプカ自身は立ち位置も理解して振る舞っているという。

「僕はヒール(悪役)として描かれてきたよね。ヒール役がどんなものか分かっているし、それを演じることもできる。ブランデルとのやり取りで見せてきたようにね。騒がれたって、別に構わない。先週は勝てなかったけど、僕は図太いから」と今後もスタイルを変えるつもりはないようだ。

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