USGAとR&Aが発表した「飛距離考察の報告書」そもそもどんな中身なのか
R&Aトップがデシャンボーに「魅了」 飛距離抑制の方針は「不変」
R&Aのマーティン・スランバースCEOが英デイリーメールのインタビューに応じ、肉体改造による飛距離アップが話題となっているブライソン・デシャンボーについてコメントした。
シーズンが3カ月中断する間に9kgの体重アップに成功し、飛ばし屋として進化を遂げたデシャンボー。スランバース氏は「ブライソンに魅了された。根本的に体型が変化している。パワーアップしながらボールをコントロールしている。彼は真のアスリートだ」と称賛した。
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一方で伸び続けている飛距離を抑制する必要があるとの考えに変わりがないことも強調。「やはりゴルフはスキルのゲームであるという信念に変わりはない。スキルとテクノロジーのバランスを適切にする必要があると信じている」と語った。
R&Aは2月上旬にUSGAと共同で「飛距離考察の報告書」をリリース。伸び続けてきたコースの総距離について「望ましくない」と指摘した。トレーニング理論の深まりやスイング技術の向上といった選手個々の能力に関する分野にフォーカスするべきではないとした上で、用具規制の可能性に言及している。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、「世界にはもっと心配すべきことがある」と次のステップへの移行を延期している段階。「再び安定を取り戻せたと感じたら、我々はその(飛距離)問題に立ち返って真正面から取り組んでいく」と話し、決意を示した。
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