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「陰性」で急きょ出場 チャンプ到着は初日の午後1時前

◇米国男子◇ロケットモーゲージ・クラシック 2日目(3日)◇デトロイトGC(ミシガン州)◇7340yd(パー72)

3試合ぶりの出場となったキャメロン・チャンプは通算7アンダーの30位タイで、決勝ラウンド進出を決めた。「69」、「68」でまとめた予選2日間に至るまでにはバタバタの道のり。新型コロナウイルス感染の度重なる検査を経てカムバックした。

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チャンプは前週の「トラベラーズ選手権」開幕前のPCR検査で陽性と判定され、欠場を余儀なくされた。ところがその後、72時間以内に受けた3回の検査ではいずれも陰性。症状もなく、偽陽性だった疑いが強い。ツアーが今大会開幕前日の1日に規定の変更を決めたことで、隔離措置が解かれ急きょ出場が可能になった。

その日はテキサス州ヒューストンの自宅にいた。「午後4時半に『出場したいか?』と電話があって。『もちろんプレーしたい』と答えて、急いでティタイムに間に合うように来た」。翌2日、試合当日の午前6時半の飛行機に乗り、ミネソタ州デトロイトへ。会場近隣に設けられた検査に立ち寄り、陰性結果を待ってコース入りしたのが「午後0時45分か50分くらい」。同2時10分に設定された最後の組のティオフに間に合わせた。

ラウンド中も場内に設けられた手指消毒剤でこまめに除菌。「見かけたらできるだけ使うようにしている。自分が置かれた特別な状況が分かっているから、用心深くなった。とにかく戻れたことに驚いている。先週は本当に浮き沈みが激しくて、多分ここ3カ月で一番、電話で人と話した。またみんなと会えて、ゴルフができて良かった」

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