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PGAツアー 万全検査態勢と“2クラブ厳守”で再開 フォトスナップ集

新型コロナウイルス感染拡大の影響で中断していた米国男子ツアー(PGAツアー)は11日(木)開幕の「チャールズ・シュワブチャレンジ」で再開する。会場のテキサス州フォートワースのコロニアルCCに148人が集結。無観客での開催で、現地写真からは以前とは様変わりした場内の様子がうかがえる。

ツアーの開催は約3カ月ぶり。松山英樹が初日に単独首位発進を決めた夜に中止が決まった3月「プレーヤーズ選手権」以来となった(松山は今大会を欠場する)。ちなみに今週は下部コーンフェリーツアーもフロリダ州のTPCソーグラスのダイズバレーコースで再開。「コーンフェリーチャレンジ」に小斉平優和が出場する。

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「チャールズ・シュワブチャレンジ」のコースにはウイルス検査用の車両が新たに配備された。米国の非営利医療システム、サンフォードヘルスの全面協力によるもので、トーナメントの前週土曜日に会場入りし、コーンフェリーツアー、シニアツアー(PGAツアー・チャンピオンズ)を含む各大会を巡回する。

車両にはドライバー1人と、検査技師3人が乗車。毎試合400セットのPCR検査キットを積んでいる。出場選手、キャディ、大会関係者は会場到着後に検査エリアで、綿棒による鼻腔内の検体採取を各人5分未満で行う。結果が出る2~4時間の間、選手らはコース内での練習や施設の利用が可能だ。

陰性の結果が確認されれば、ロッカールームやクラブハウスへの出入りを認められるバンド、ストラップが発行される。陽性の場合は隔離され、接触した可能性のあるものや空間の消毒、除菌作業が行われる。試合期間中も毎日の検温と問診が実施され、38℃以上の熱が出た場合は再検査。陽性者は出場を取り消される。

なお、トーナメント出場と大会会場でのPCR検査に先立って、ツアーはメンバーに対し、出場試合の7日前からの毎日の検温および問診による自主的な検査を奨励してきた。大会期間中に陽性反応が出た場合は、在宅検査時に陰性だった場合に限り、医療費や検疫にかかる費用をツアーが補てんする。

コースには看板でソーシャルティスタンスを守るよう、選手・関係者に周知している。身体的距離を6フィート、“2クラブレングス”と定義。6フィート=72インチで、9アイアン(36インチ前後)で2本分に相当する。練習施設の開放時間も以前より短くし、密集をつくらないように呼び掛けている。

プレーエリアとなるバンカーレーキやグリーン上の旗竿やカップは試合開始前に消毒・除菌され、選手・キャディにラウンド前後の手洗いを奨励。あらゆる箇所に手指消毒液を用意する。クラブやボールをキャディバッグから出し入れするのはキャディではなく、選手の仕事としてアドバイス。接触をできるだけ回避するよう要請している。

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2020年 チャールズ・シュワブチャレンジ



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