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PGAツアーの新様式 毎週PCR検査と毎日の検温 各ホールに消毒液も

2020/05/14 15:38

PGAツアー(米国男子ツアー)は6月に再開するシーズンに向け、新型コロナウイルスの感染拡大防止策に関する手引きを選手・関係者宛に送付した。ツアーは同11日開幕の「チャールズ・シュワブチャレンジ」(テキサス州コロニアルCC)からの4試合を無観客で開催予定。これまでとは異なるトーナメントの仕様、期間中の注意事項について37ページにわたる文書で周知した。

選手と帯同キャディは各大会が行われるエリアに初めて入った際にホテルなどで問診、検温、PCR検査を行う。問診と検温は毎日コースで義務付けられ、38℃の熱があった場合は再検査を実施。陽性反応が出た場合はプレーできず、隔離される。家族の入場は禁止され、チャイルドケア(ツアーによる選手の子どもの保育)は閉鎖する。

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開幕前に大会スポンサーをもてなすプロアマ戦や場内でのイベントは開催せず、練習ラウンドが可能な時間も制限する。ただし、一定のエリアでの選手の密集を避けるため、パッティング練習グリーンにはカップやターゲット用の旗が普段より多く設けるという。

コース内のバンカーレーキや旗竿、カップはラウンド開始前に除菌され、選手やキャディにはラウンド前後の手洗いを要請。さらに各ホールのティエリアとグリーン周辺に置かれた消毒液を使用することを推奨した。つばを吐くことを禁じ、咳やくしゃみをする際に口元を肘で覆うマナーについても言及した。

選手とキャディの役割分担についても触れ、クラブやボールをはじめ、グローブやウェアのキャディバッグからの出し入れは“選手の役目”と記した。打つ前にクラブを互いで交換するシーンなどはしばらく自粛されそうだ。好プレーのあとのハイタッチや、選手間の握手も控えさせた。「ラウンド中の選手とキャディはソーシャルディスタンスを守るためのあらゆる努力をしなくてはいけない。場内の人々の健康と安全を最大化するとともに、(コロナ禍での)ゴルフのプレー方法をテレビの前のファンに示す取り組みでもある」と新しい様式でのゴルフを広める考えもある。

コースの外での生活についてツアーは各地で選手、キャディらの専用ホテル、会場間を移動する際はチャーター機の利用を用意する。ただし、機内では社会的距離を確保するため、定員は170人と明記。各試合の出場人数は144人以上で、キャディを含めると座席数はその限りではない。

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