オーガスタナショナルGC

男子メジャー「マスターズ」を主催するジョージア州オーガスタナショナルGCは30日、新型コロナウイルス感染拡大を受け、周辺地域に対して200万ドル（約2億1610万円）の寄付を行うことを明らかにした。うち100万ドルはウイルス検査対策としてオーガスタ大学に、100万ドルは経済的な援助策として緊急的に立ち上げられた地元基金（セントラル・サバンナ・リバーエリア）に贈られる。

マスターズは第1回大会の1934年から一貫して当地で開催されているゴルフの祭典。クラブのチェアマン、フレッド・リドリー氏は「これらの援助がオーガスタ及び周辺地域で、コロナウイルスによってもたらされる多くの難題に対して役立つことを願っている。オーガスタナショナルは長年にわたって寛大で永続的に支えてきてくれたコミュニティを支援し、守ることが我々の重要な責務だと考えている」とコメントした。

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米メディアによると、オーガスタ地域では29日までに98人以上の感染者が出ているという。

4月9日に開幕を予定していた今年度の「マスターズ」は延期され、今秋以降に実施される可能性がある。