リード（中）はトーマス（右）と3ホールにわたるプレーオフで敗れた(Harry How/Getty Images)

◇米国男子◇セントリートーナメント・オブ・チャンピオンズ 最終日(5日)◇プランテーションコースatカパルア(ハワイ州)◇7518yd（パー73）

2020年の米ツアーの初戦はジャスティン・トーマスの今季2勝目で幕を閉じた。一方でプレーオフの最中、惜敗したパトリック・リードにギャラリーからヤジが飛んだことにについて、波紋が広がっている。

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プレーオフは通算14アンダーで並んだザンダー・シャウフェレを交えた三つ巴の争いになった。2ホール目からはリードとトーマスの一騎打ちに。決着がついた3ホール目、リードの3m弱のバーディパットの際に“Cheater!”(ずるい奴)という声がスタンドから響いた。

騒動の引き金になったのは昨年12月に開催されたツアー外競技「ヒーローワールドチャレンジ」の3日目。リードが砂地（ウェイストエリア）からのショットを打つ前、素振りでクラブヘッドがボール後方の砂に接地し、ゴルフ規則8.1a（ライ改善の制限）に違反したとして2罰打を科された。

その翌週、オーストラリアで開催された世界選抜と米国選抜の対抗戦「プレジデンツカップ」ではアウェーのギャラリーからヤジが飛んだ。