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2019年 プレジデンツカップ
期間:12/12〜12/15 場所:ロイヤルメルボルンGC(オーストラリア)

アダム・スコットが導く世界選抜の快進撃「ハムと卵のように」

◇世界選抜VS米国選抜対抗戦◇プレジデンツカップ 2日目(13日)◇ロイヤルメルボルンGC(オーストラリア)◇7055yd(パー71)

大会前、アダム・スコット(オーストラリア)のことをルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)は親しみを込めて「senior(シニア)」と呼んでいた。世界選抜で最多となる9度目の出場。通算41マッチはフィルミケルソンの「55」、タイガー・ウッズの「42」に次ぐ3番目の記録だ。

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歴戦の39歳も、米国選抜の後塵を拝し続けてきた。雪辱のチャンスを、母国で引き寄せようとしている。ウーストハイゼンとペアを組んだフォアサム(1つのボールを交互に打ち、1ホールごとのスコアを競う)でダスティン・ジョンソン&マット・クーチャー組を3アンド2(2ホール残して3アップ)で撃破し、初日から2連勝。2ダウンの劣勢で迎えた6番から反撃に出た。「グレートだった」というホームの声援による後押しも受けて9番でタイに戻すと、11番では2.5mのバーディパットを沈めてリードを奪う。さらに13、14番と連続で獲って勝負を決めた。

“コースキャプテン”としての自覚をにじませる。4回目の出場となるウーストハイゼンとともに「年長者であり、経験のある僕たちには、チームの中で『ハムと卵』のように定められた役割がある。僕たちは異なるスタイルを持っているけど、それがうまくかみ合っている」。チームのまとめ役を担う2人でこの日最初の試合に勝ち、全体に勢いをつけるプランを完遂した。

世界選抜リードで2日目を終えるのは2005年大会以来。「(キャプテンの)アーニー(エルス)と彼のアシスタントチームは、精神的にも戦略的にも、僕たちに素晴らしい備えを授けてくれた。いいスタートが切れた」。3日目午前のフォアボール(各選手が個人のボールを打ち、1ホールごとにペアで良い方のスコアを採用する)は、初日に勝利を飾ったアン・ビョンフン(韓国)とのペアを再結成して出陣する。(オーストラリア・メルボルン/亀山泰宏)

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