今田竜二、フォーティーンと用具契約を締結
7位浮上の日本「明日は7つか8つは伸ばしたい」
「オメガミッションヒルズワールドカップ」2日目を、首位と4打差の10位タイで迎えた今田竜二&谷口徹の日本チーム。この日は1個のボールを互いに打ち合うフォアサム形式で、チームワークと精神的なコントロールが問われるシビアなルール。スコアを落とすチームが続出する中、日本は4ストローク伸ばして通算10アンダー。首位と7打差に開いたものの、7位の好位置で前半戦を終えた。
2番で3パットのボギーとしたが、3番、4番の連続バーディで取り返すと、6番、8番、9番とバーディを量産。特に4番では谷口が、8番では今田が10メートル近いバーディパットを沈め、互いに見せ場を作りながら高いモチベーションを維持し続ける。
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しかし、10番パー4では再び3パットのボギー。13番でもボギーとして不穏な空気が流れたが、14番パー4で谷口が3メートルのバーディパットを沈める。「下りのスライスラインで難しかったけど、流れが悪くなりそうなところで入れてくれた」と今田も絶賛のバーディ。続く15番でもその流れを繋げるかのようにバーディを奪い、そのまま18ホールを走りきった。
この2日間で光るのは、要所で大事なショット、パットを決め、良い流れを継続させている谷口の勝負強さだ。大きなガッツポーズを見せるなど、強い気迫も感じられる。この日も、フォアサムで4アンダーは上々の結果だが、「シミュレーションではもっと良かった。(3パット2回を含む)3つのボギーが想定外でしたね」と、谷口は納得が行っていない様子。明日は初日と同様、別々のボールでプレーして良い方のスコアを採用するフォアボール形式に戻る。「最終日につなげるためにも、明日頑張らないとチャンスはない。7つか8つは伸ばしたい」と谷口。ベテランの気迫が、好調・日本の原動力となっている。