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「まだまだ足りない」石川遼は2年ぶりの米ツアーで収穫

◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 最終日(28日)◇アコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブ◇7041yd(パー70)

2年ぶりの米ツアー出場となった石川遼は、前日から2日間にわたった第4ラウンドを3バーディ、3ボギー1ダブルボギー1トリプルボギーの「75」と精彩を欠き、1オーバー51位で終えた。

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前日は15番のグリーン上で、10mのダブルボギーパットを残して日没サスペンデットになった。この日の再開後、2パットでトリプルボギーとすると、続く16番(パー3)でダブルボギーを喫し、2ホールで5つ落とした。しかし、17番、18番(パー5)を連続バーディとし、次戦につなげた。

「これで終わりじゃないし、これからが大事だと思っています。残念というより悔しさはありますけど、これから何をやっていくべきかも見えましたし、トップの選手たちと回れたのは刺激になりました。まだまだ足りないところがありますね」と前を向いた。

優勝したタイガー・ウッズとは20打の差がついた。「これだけ月曜日から色んなイベントがあって忙しい中で、試合にフォーカスできる切り替えや、43歳になっても衰えない体力的な部分は20代からの積み重ねだと思う。体があれば、これだけの技術を引き出せる。体作りはすごく大事なんだと思います。スイングのときに、どの筋肉を使っているかも参考になった」と様々な刺激を受けた。

初めて日本で開催された米ツアー。「日本のゴルフ界にとっても、日本人選手にとってもいいこと。ゴルフファンもいまは世界に目が向いていると思いますし、世界トップクラスの選手を近くで見られるというのは、とても魅力的なことだと思います。見たいという方がたくさんいることも良く分かりました」と1週間を振り返った。(千葉県印西市/柴田雄平)

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