2年ぶり参戦の米ツアー 石川遼が感じた「心の居場所」
2019年 ZOZOチャンピオンシップ
期間:10/24〜10/28 場所:習志野カントリークラブ(千葉)
プロアマ戦でアルバトロス達成の石川遼「ゴルフの力で千葉を元気に」
◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 事前(23日)◇アコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブ◇7041yd(パー70)
石川遼がプロアマ戦で自身初のアルバトロスを達成した。インコース10番から出て、562ydの18番(パー5)での2打目。残り261ydを3Wで放つと、ボールはピン手前3mに着弾しそのままカップに吸い込まれた。打った場所からカップインは見えず、グリーンまで行って気がついた。「まさかこんな週にできるとは思わなかったのでうれしいですね」と喜びを表した。
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初めてプレーしたコースについて、「アウトはパー3が3つあるのでヤーデージは短いですけど、全体的には長く感じます。パー3と長いパー4の落差が結構あるというか、そこは面白いなと思いましたし、林間でこれだけ池が絡んでくるというのは珍しいなと思いました」と印象を語った。
「きょうアルバトロスがあった分の3アンダーだったんですけど、あれが入っていなくてイーグルだったとしても2アンダー。伸びる人だったら6アンダーとか出るかなという印象。ラフはカットが短いですけど、ボールが沈みやすいし、フライヤーするしグリーンも硬くて止まりにくい。フェアなセッティングだと思います」
会場のある千葉県は台風15号と台風19号により甚大な被害を受けた。「まだまだ被害に遭って、苦しんでいる方もいるでしょうし、上手くいかないことがたくさんある現状。そういった中でこの大会を開催できる意義というか、世界最高峰のツアーが来るということはすごいこと。ゴルフの力で元気になってもらえる人がいればいいなと思います。スポーツの力というのはそういうところだと思うので全力でやるだけです」と意気込んだ。(千葉県印西市/柴田雄平)