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浅地洋佑 スター選手のオーラに圧倒も地の利生かす

◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 事前(23日)◇アコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブ◇7041yd(パー70)

26歳の浅地洋佑が、あす開幕する日米ツアー共催「ZOZOチャンピオンシップ」に向けて会場で最終調整に励んだ。7月「全英オープン」以来2度目の出場となる米ツアーに、「雰囲気がいいですね。日本だけど日本じゃない感じ。選手のモチベーションも高いし、ギャラリーの熱量も高い。やっていて楽しいです」と高揚感を隠せない。

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「タイガーとか、マキロイとかやっぱりオーラがありますね。見入っちゃいます」とスター選手らに目を奪われる。中でも米ツアー1勝の20歳、マシュー・ウルフのスイングに度肝を抜かれたようで、「最先端のスイングという気がしましたね。今流行りの“地面反力”というやつですか、それがマックスで使えているというか、躍動感がすごかったです。体の使い方は真似してみたいと思いました」と話した。

コースはジュニア時代から何度もラウンドしたことがある。「ドッグレッグのホールが多いのでしっかりポイントで狙っていくこと」とコース攻略のポイントを挙げ、「通常営業よりフェアウェイが広いですね。ラフは通常営業よりはあるけど、全然打てる感じです。ほかの試合に比べても浅い感じがします」と印象を語った。

今季国内ツアーでは5月「ダイヤモンドカップ」(千葉・総武CC総武C)でツアー初優勝、9月「ANAオープン」(北海道)で2勝目を挙げるなど約6215万円を獲得。この日は、今季のツアーで獲得した賞金の一部を北海道胆振東部地震ならびに台風15号の千葉県災害義援金として寄贈すると発表した。「あの時応援してくださった方々が災害で大変な思いをされている思い、微力ながらご寄付をさせていただきました。被災された方々と街の一日も早い復旧、復興を心より願っております」とした。

海外志向も強く持つ浅地。「初めてのコースよりも、回ったことのあるコースの方が圧倒的に数字もいい」と地の利を生かしたいところだが、「みんながどれくらいで回るか想像もできないので、毎日アンダーパーでは回りたいですけど、それじゃそんなに上には行けないと思うので、その中で一打でも少なく回りたい」と冷静に見据えた。(千葉県印西市/柴田雄平)

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