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好転へ道半ば 松山英樹は首位に7打差

◇米国男子◇ザ・CJカップ@ナインブリッジ 3日目(19日)◇ナインブリッジ(韓国)◇7241yd(パー72)

3日間を通してもっとも強い風が吹いたムービングデーに、18位から出た松山英樹は5バーディ、2ボギーの「69」でホールアウト。通算8アンダーの15位に浮上したが、ショット、パットともに「まあ、変わったことはないです」と状態は上がらず。アンダーを重ねながらも初日から好転しないプレー内容に表情は硬かった。

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首位を走るのは、通算15アンダーに伸ばしたジャスティン・トーマスダニー・リー(ニュージーランド)。7打差を追って迎える最終日に向けて、「あしたのことは考えていないけれど、頑張っていい成績が出せればと思う」と収穫あるフィニッシュを目指す。

最初の1番こそ1.5mを決めるバーディで滑り出したが、2つ目のバーディは2オンした9番(パー5)まで8ホールを費やした。5番では、ピン奥の傾斜を上り切ったところでボールが止まり、強く下る9mのバーディパットを残して思わず苦笑い。傾斜から落ちればチャンスにつながる可能性もあったが、「ただのミスショット。あそこに行っている時点でダメ」と厳しく自省した。

グリーンはアンジュレーションが強く、乗せても落とし場所によってはチャンスとピンチが巡ってくるシビアなロケーション。アゲンストの風が吹く6番でも、手前ピンを狙った2打目はわずかに距離が足りずにグリーン手前の傾斜を転がり落ち、ボールの動きを見届けて深いため息をついた。

グリーン上に関しても「徐々に悪くなっていっている」と不安を残したままで迎える最終日。「試合中でも、いろいろ試していかないと次には進めない。その中で、このスコアは良かったなと思う」と前向きな材料を体にしみこませ、残り18ホールに臨む。(韓国・済州島/塚田達也)

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