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パット・イズ・マネーを地で行く勝利 ケビン・ナの”熱き”新記録

◇米国男子◇シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン 最終日(6日)◇TPCサマリン(ネバダ州)◇7255yd(パー71)

地元ラスベガスで大会2勝目を飾ったケビン・ナの「パットのスコア貢献率」(ストローク・ゲインド・パッティング)は驚異の+14.263、「72ホールで決めたパットの総距離」は約170.1mで、記録のある2003年以降での新記録を樹立した。優勝スコアは通算23アンダーだったが、今週はパットだけで14ストローク以上、フィールド平均より稼ぎ出したことになる。

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ナが今年8月から使っているのは、オデッセイ TOULONのMadisonパター。これにグラファイトシャフト(LAGP/LA Golf ShaftsのOZIK TP PUTTER)を挿したものだ。

ナは「とても硬いシャフトで、スチールよりも硬くて、それによってパットのタッチが安定した」という。「自信を持ったストロークで良いパットを打てているので(入る)確率が上がっている。もし良いスピードでパットを打てれば、カップ全部を使うことができる。リップインする(カップの縁から入る)にはちょっとの運も必要だけど、いくつかそういうパットがあった」と振り返った。

今年の「ザ・プレーヤーズ選手権」では、浮き島の名物17番グリーンで球がカップに入るやいなや球を拾い上げたナを、同組のタイガー・ウッズが真似をして一躍SNSの話題となった。

だが、すごいのは球を拾う早さだけではない。「僕はパターがうまい選手だと思う。グリーンに近くなるほど、良いプレーができる。それが僕の強みだし、強くなってきたところだ。今週はパターが“熱かった”。そんなときは、そこそこのショットを打てれば、勝てるような気がするんだ」。

グリーン上で無類の強さを発揮する。まさに「パット・イズ・マネー」を証明する勝利だった。(ネバダ州ラスベガス/今岡涼太)

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