【ツアー新記録】“28アンダー”で連勝 川崎春花が繰り返した言葉とは
2024/07/23 17:00
川崎春花選手がツアー新記録の28アンダーで2試合連続優勝！ 復調のきっかけとなったあるフレーズとは？ 米男子ツアーでは今季最後のメジャー「全英オープン」が行われ、日本勢8人が参戦。松山選手ただ一人が決勝へ進出。次戦のパリ五輪へ向け、課題が浮き彫りになったようです。今週も最後までお楽しみください！
PICK UP NEWS
「目の前の一打に集中」 川崎春花の“宮里藍流”メンタルコントロール
6月は最終日に崩れて順位を落とすことが多かった川崎春花選手。7月に入って一気に立て直せた理由はメンタルコントロールにありました。「目の前の一打に集中」。宮里藍さんも現役時代に口にしていたこのフレーズを繰り返すことで集中力を高め、ツアー記録を4打も更新する原動力としました。
松山英樹 “直ドラ” バーディも追い上げならず 次戦はパリ五輪
3日目までオーバーパーを並べて迎えた最終日。松山選手は「今日こそはアンダーパーで回りたい」と果敢にコースを攻めます。3番でバーディを奪うと続く608ydの4番パー5では、2打目に“直ドラ”を選択。250yd近く飛ばしてグリーン手前まで運び連続バーディを決めました。後半は風向きが変わったことでスコアを落としましたが、次戦のパリ五輪へ向けて課題は見えているようです。
「どうやったら“ゴルフ力”を生かせるか」吉田優利は収穫十分
最終日を「67」で回り、今季自己ベストとなる16位でフィニッシュした吉田優利選手。ただし本人は「それに関してはなにも思わない」と至って冷静でした。「自分の球筋が見えてきて、イメージ力が出てきた」ことが収穫だったようで、迫るリシャッフルに向けて、浮上のきっかけとなりそうな予感です
LAST WEEK NEWS
米国男子：全英オープン
今年は8人の日本人選手が全英オープンに出場。開幕前日には松山英樹選手、岩崎亜久竜選手、中島啓太選手、久常涼選手が一緒にラウンドしていました。ポットバンカーからの練習では岩崎選手や久常選手が苦戦する一方、松山選手が一発で出して、たくさんのギャラリーから暖かい笑いと拍手が起こっていました。そうやってお手本を見せているようにも見えた練習ラウンド。今回、予選を通過したのは松山選手だけでしたが、先輩の背中を見て、来年はもっと多くの日本勢に活躍してもらいたいですね。（谷口）
国内女子：大東建託・いい部屋ネットレディス
予選カットラインがツアータイ記録の通算4アンダーで、川崎春花選手の優勝スコアがツアー新記録の通算28アンダー。ネットの書き込みなどで「簡単すぎる」「もっと厳しいセッティングを」との声が散見されます。それも一理あるでしょうが、バーディをたくさん獲らせることにも意味があります。JLPGA小林浩美会長が2010年の就任時、世界と渡り合える選手を増やすために「バーディを獲りにいく意識を上げたい」と話していました。長年をかけてツアー全体に浸透した“攻撃的な意識”が近年のバーディ合戦増につながっている、とも思うのです。実際、世界に通用する女子プロは増えましたしね。確かにもう少し“しのぎ合い”も見たいですが、日本と海外ではコース自体のポテンシャルも違うし、コース側の考えもあるし…。そこが悩ましいところなんじゃないでしょうか。（加藤）
米国女子：Danaオープン for チルドレン
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夏のトーナメントは暑さとの闘いでもあります
NOTE
毎月23日は「不眠の日」なのだそう。ゴルフで朝早く起きなければならないのに、ふとんの中でスマホを見始めてしまってなかなか寝付けなくったという経験をした人も多いのではないでしょうか。そんなときは無理して寝ようとするのではなく、いったんベッドから出て眠くなるまでソファでゆっくり座るなどが有効なのだとか。ほかにもぐっすり眠るためのコツはたくさんありますので、気になる方は画像をクリックしてチェックしてみてください。（熊野）
Edited by : 武田涼花
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