日本人ペアリングの影響は?成田美寿々7位 畑岡奈紗は43位で発進
◇海外女子メジャー◇全米女子オープン 初日(30日)◇カントリークラブ・オブ・チャールストン(サウスカロライナ州)◇6535yd(パー71)
3度目の「全米女子オープン」出場となる成田美寿々は初日を5バーディ、3ボギーの2アンダー「69」。大会では自身初の60台を記録して、首位と4打差7位の好スタートを決めた。
「やりやすかったです。日本の人はプレーも速いし、それはかなり良かった」と、比嘉真美子、畑岡奈紗とのペアリングにも感謝した。幅の広さにも助けられ、フェアウェイを外したのは14回中2回だけ。「1回3パットしているので、それだけ(もったいない)かな」と、この日のラウンドを85点と自己評価した。
一方で、2人の先輩に気を遣ったのか、畑岡は1オーバー43位。前半3つのボギーを先行したが、9番(パー5)で残り220ydの2打目を3UTで1.5mにつけてイーグル奪取。だが、アイアンショットの距離感やグリーン上のスピード感にいつもの精度はなく、後半はパーを重ねた。
「目標は2つ、3つ(アンダーを)出せればと思っていたけど、オーバーパースタートなので、あす以降はちょっと切り替えていかなといけない」と畑岡は言う。首位とは7打差。あす、少しでも上位に迫りたい。(サウスカロライナ州チャールストン/今岡涼太)