ノーボギーの「68」で一気に15位に浮上した上原彩子

◇米国女子メジャー◇ANAインスピレーション 3日目（6日）◇ミッションヒルズCC(カリフォルニア州)◇6834yd(パー72)

今年で7度目となるミッションヒルズ。上原彩子はノーボギーの4アンダー「68」で回って通算1アンダーとし、首位と7打差の15位へと浮上した。

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前日まで苦しんでいたティショットも安定し、初日6回、2日目7回だったフェアウェイキープは12回に跳ね上がった。2日目のホールアウト後、練習場でコーチに見てもらったというが、「あまりにショットがひどかったけど、見てもらっているときは真っ直ぐしか行かなくて…。特に直したところはないんです」と笑う。

13番、16番では、それぞれ2mのパーパットをねじ込んでボギーを回避。「このコースは本当に難しいので、その中でボギーフリーというのは自分の中ではかなり良い」と満足そうに微笑んだ。

18番グリーン脇の”ウォーク・オブ・チャンピオン”でギャラリーにハイタッチ！

大会は毎年同じコースで開催されており、「（プラスに）働いていると思います」と知識も蓄積されている。「得意コースと言いたいところですけど、風が吹くと一気にすごくなるので、ぜんぜん気が抜けないコースであることは確かですね」と上原は言う。昨年の8位を上回り、メジャー自己最高位を更新できるか？（カリフォルニア州ランチョミラージュ／今岡涼太）