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2019年 ANAインスピレーション
期間:04/04〜04/07 場所:ミッションヒルズCC(カリフォルニア州)

FWキープは半分以下 それでも上原彩子は5年連続で決勝へ

◇米国女子メジャー◇ANAインスピレーション 2日目(5日)◇ミッションヒルズCC(カリフォルニア州)◇6834yd(パー72)

昨年大会で8位に入った上原彩子が、初日「75」、2日目「72」の通算3オーバー48位で、5年連続での決勝ラウンド進出を決めた。

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4日間、トップ10を外さなかった昨年について「ショットがめちゃくちゃ良かったし、パットも良かった。今年はあまりフェアウェイを捉えられていないので、その違いが大きい」と上原はいう。今季平均75.8%を誇るフェアウェイキープ率だが、この2日間は46.4%に低迷している。

だが、そこからパーを拾っていくのが上原の真骨頂だ。「次にどこからプレーをするかというマネジメントや、最悪のミスを避けてどう切り抜けるかが大事になる。飛んでしまうラフなのか、距離が落ちるラフなのか、ライに応じてクラブも変わる。その場に行って、キャディと話をして…という感じで決めている」と、1打1打に集中する。

それに加えて、四方を山に囲まれた砂漠地帯に吹く風はきまぐれだ。「平気で毎ホール(風向きが)違うし、前の選手がフォローだったのに、次に打つとアゲンストっていうこともある」という。

ティショットを右ラフに入れた4番では、2打目を4Uでグリーンに運び、右奥のピンまで約13mから2パットで切り抜けてパーセーブ。「気を抜いたら、いくらでもドボドボドボってなってしまう(苦笑)。4日間、たぶん一打も気は抜けない」。この日の3バーディ、3ボギーと、“12個のパー”は、そんな奮闘の記録でもある。

しかし、上原は長年そんなゴルフを続けてきた。「やっぱり上に行くためには、勝負どころのパットを入れないといけない」。そう語ったのは、昨年大会の経験から得た実感だ。(カリフォルニア州ランチョミラージュ/今岡涼太)

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