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「本当にもう少し」米ツアー7年目の上原彩子が目指す初優勝

2019/02/13 16:08


◇米国女子◇ISPSハンダ オーストラリア女子オープン 事前情報(13日)◇ザ・グランジGC (オーストラリア)◇6648yd(パー72)

ここ2年、上原彩子の世界ランキングはじわじわと上昇を続けている。米ツアー7年目のシーズンを迎える35歳に、同ランク50位前後にいた8~9年前といまの自分を比較したらどちらが良いゴルファー?と尋ねると、「もちろん、いまですよ!」と即答された。現在の同ランクは109位だが、悲願の米ツアー初優勝も「本当にもう少しという感じ」と言えるところまでやってきた。

先週は、自身のシーズン開幕戦を11位で終えた。「天気が悪くて、風もすごかったけど、良いプレーもたくさんあった。一戦目にしては、収穫がすごく大きかった」と自信を深める結果だった。「ずっとゴルフをやり続けて、何十年もできていなかったことがやっとクリアになってきた」と自信ありげにうなずいた。「もちろん、まだまだ伸ばせるところはあると思う」。

このオフ、上原はトレーニングメニューを変更して、身体からスイングに対してアプローチしていくという視点を加味した。たとえば、ずっと課題にしていたダウンスイングで前傾姿勢が崩れてしまうという動き。意識して修正しようとしてもできなかったが、身体の前後の筋力バランスを整えることで改善した。「ある程度の可動域とバネ、それに筋力。一個だけ鍛えればOKというものではなくて、全部のバランスが整わないとゴルフのパフォーマンスも伴わない」ということが発見だった。

今週のコースは、先週と同じく上原が好きだというリンクススタイルのゴルフコース。「トリッキーだし、戦略性も高い。ゴルフをしていても楽しい」と、持ち味の正確性やショートゲームが生かせる舞台だ。

「グリーンに向けたショットが大事になる」と上原はいう。「外しちゃいけないところがはっきりしている。とはいっても、4日間通してそこに行ってしまうこともあるから、リカバリーも大事。風もあるので、1つ1つの判断も大事」とゲームプランは綿密。「一番は勝つことが目標。毎週そこに焦点を当てて、そこだけ意識してやっていきたい」とサングラス越しの視線はまっすぐだ。(オーストラリア・グランジ/今岡涼太)

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