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2019年 ISPS HANDA ヴィックオープン
期間:02/07〜02/10 場所:13th ビーチゴルフリンクス(オーストラリア)

「これくらいは出せますよ」半年ぶり復帰の野村に“強気”のハルキョー節

◇米国女子&豪州女子共催◇ISPS HANDA ヴィックオープン 2日目(8日)◇13th ビーチGC(オーストラリア)◇ビーチコース6479yd(パー72)/クリークコース6573yd(パー73)

首位と3打差の5位で出た野村敏京(はるきょう)はクリークコースを6バーディ、ボギーなしの「67」で回り、通算11アンダーの2位に浮上した。腰痛で約6カ月戦列を離脱し、今大会が復帰戦。ツアー通算4勝目の見える位置につけた。

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「ゴルフは人生のようなもの」。昨年8月「カナディアンパシフィック女子オープン」以来の試合で、野村は笑顔で言った。「上がったり、下がったりするから」。初優勝を含む2勝を挙げた2016年はリオデジャネイロ五輪の日本代表として4位に入り、注目された。

一方、持病に近い腰痛は昨年に悪化し、手首も負傷した。当時、体のケアを任せていたトレーナーが帰国するなど不運は重なり、成績は下降線をたどった。「ゴルフ人生で、最も大きな故障になった。試合に出るのは難しかった」と夏場に実戦の場を離れた。

半年間の休養中は、自宅のあるハワイ州ホノルルで過ごした。ツアーメンバーたちの活躍は気になった。「仲間たちの頑張りに、正直焦りはあった」。クラブを握れない期間は3カ月半に及んだ。「私は私。敏京は敏京でしかない。自分のプランで進んでいくしかない」。持ち前の強気で割り切った。

3年前、ツアー初優勝を遂げた「ISPSハンダ オーストラリア女子」も今週と同様、オーストラリアのリンクスコースで開催された。「風にぶつけて落としたり、転がるところまで頭に入れたり。考えてプレーしなきゃいけなから(リンクスが)好きなんですよ」という。

今大会から新キャディとコンビを組む。現状はパットが90%、ショットは70%の復調具合という。ただ、「これくらいのスコアなら出せますよ。(数カ月)遠ざかったとはいえ、何年もゴルフをやってきたので。でも試合はやっぱり楽しいですね」。海から風が吹く舞台で、復活を期す。(オーストラリア・バーウォンヘッズ/林洋平)

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