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2017年 全英リコー女子オープン
期間:08/03〜08/06 場所:キングスバーンGL(スコットランド)

リンクスと好相性 予選会突破の上原彩子が存在感

◇海外女子メジャー◇全英リコー女子オープン 2日目(4日)◇キングスバーンズGL(スコットランド)◇6697yd(パー72)

33位でスタートした午後組の上原彩子は3バーディ、1ボギーの「70」と2つ伸ばし、通算4アンダーの21位に浮上してホールアウト。月曜日の予選会を突破して、3年ぶりとなった全英で野村敏京鈴木愛と並ぶ日本勢最高位で決勝ラウンドに進出した。

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最終18番では1.5mのバーディチャンスがカップに蹴られたが、「全体的には良かったし、パットが入ってくれたらビッグスコアが出る感覚もある」と好感触に揺らぎはない。終盤の16番では幸運も手伝った。「左にミスした」という7番ウッドでの2打目は、グリーン左サイドの下り傾斜を伝ってピンそばにピタリ。「お先にって。タップインでした」と悠々のバーディで上位に迫った。

「リンクスは好きですね」とコースとの好相性も自覚している。過去2回(2013年、14年)の出場ではいずれも決勝ラウンドに進み、14年(ロイヤルバークデールGC)の初日には海外メジャーでは初めての単独首位発進を経験した。「風の中でのプレーは好きだし、グラウンドが硬い分、(ランが出るので)距離のハンデはそこまでない。全英は粘りも必要ですし」という。

予選2日間の平均ドライビングディスタンス256.50ydは、今季の240.33yd(全体148位)を15ydほど上回る数字だ。ツアーでは飛距離不足を補うウッド系のクラブを多用するが、「(2打目を)アイアンで打てるホールもありますよ。何ホールかですけど」と笑顔。強みである巧みなリカバリーも活かしながら、上位を脅かす。(スコットランド・セントアンドリュース/塚田達也)

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